自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

予告通りにガンガン農薬を散布されたトウモロコシ2016

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我が菜園のトウモロコシ。ここまでは順調に生育している。

間引き後に消失した株があったが、当菜園におけるサバイバルゲームに勝利した個体たちは毎日光合成する日々を過ごしているようだ。

この日のマスト事項は追肥と農薬を散布することであった。

追肥は前週に引き続き液体肥料をガンガンまく。

近くの用水路からバケツで水をくみ上げ、そこに液体肥料を入れる。規定量よりも希釈された液肥をガンガン流す。これを繰り返すこと数回。菜園主のヒットポイントが減少したら止める。

続いては農薬散布だ。

使用する農薬は

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ご存知、デナポンだ。『未成熟とうもろこし専用殺虫剤』とある。これをバンバン散布するのだ。

ところで、デナポンはアワノメイガなどの害虫をターゲットとする農薬。そのアワノメイガは雄穂が出る頃に産卵しにやってくるときく。

我が菜園のとうもろこしはまだ雄穂が見えないが、見えた頃では遅い。昨年までの教訓を踏まえて出穂前にバンバン散布しようという浅知恵なのだ。

 

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ご覧の通り、まだ出穂していない。でもこのタイミングで散布する。

 

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ま、初回の散布はこの程度でよかろう。来週も散布するからね、とトウモロコシたちに語りかけるとトウモロコシたちは風に葉をカサカサ音を立てながら喜んでくれた。

 

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今年もマングローブのような側根を出してくれている。順調に生育している証左だ。マルチを突き破って地面に突き刺しているくらいだから相当に強そうだよね。

 

そうそう、なぜ液肥なのかを説明しておきましょう。

当菜園はマルチをしている関係で固形の肥料を散布しづらいという事情がある。だから追肥が必要な場合には液肥であることが多くなるわけ。

むろん固形肥料を畝周に散布し、中耕することもあるけれどね。用水路の水も使えるので液肥で対応できるから液肥にしている、ということ。