自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

農薬は適切に使用すればよいのであって、無農薬だからおいしいとか有機だからおいしいとかそういうのはまやかしだと思っている

先日、愛犬ロクロウの散歩中、ニイニイゼミが鳴き声が聞こえたような気がした。もちろんニイニイゼミを確認したわけではないので正確なところは不明なんだけれど、こういう蝉の鳴き声を聞くと本格的な夏が来たんだなぁと思う。

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これがニイニイゼミ。個人的には結構かわいらしいフォルムなので好きなのだが。

 

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今年もトウモロコシを栽培している。

ちなみに昨年は害虫対策が少しだけ遅かったので害虫被害に遭ってしまった。その反省を踏まえ、今年は早い時期から農薬を適切に使用することを決めていた。

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草丈が200センチ近くまで伸びてきた。雄穂も出てきた。農薬を散布していたおかげなのだろうか、今のところアワノメイガによる侵入痕は見当たらない。

 

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まだ本格的に開花していないので花粉も確認できなかった。画像中の白いやつが農薬が降雨によって溶かされた跡である。

雄穂が出る頃、間もなく雌穂もでるのだろうけれど、

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まだ目立って雌穂を確認することはできなかった。

 

一方、マルチなしで栽培しているトウモロコシは、

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化成肥料による追肥と土寄せの影響からか、成育に加速度が出てきたように思われた。とはいえまだ雄穂の出穂は確認できない。

 

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一応農薬散布もできているが、再度散布しないと被害に遭ってしまうだろう。

 

トウモロコシは、ハクサイ同様に無農薬で栽培するのが難しい野菜だ。

ハクサイは虫除けネットと観察を怠らなければ無農薬でも栽培できるが、成育初期においてのネキリムシ被害を防ぐにはやはり農薬の散布が効果的。だからついついラクして農薬を散布してしまう。

一方、トウモロコシは飛来するアワノメイガを捕獲することは難しいし、いかんせん夜行性だから夜中監視することなど不可能だ。ハウスで栽培すればよいのだけれど、トウモロコシは意外と昼夜の寒暖差が大きい方が甘いを実を付ける。

 

マルチをしている畝で栽培しているトウモロコシにはそろそろカラス除けのトラップを、マルチなしで栽培しているトウモロコシには2回目の農薬を散布しなくてはならない。この週末のマスト事項。