先週の鉄腕ダッシュで、畑にはカブトムシの幼虫のフンがいい、と言っていた。それを見て改めて分かったことは、カブトムシの幼虫のフンはリン酸のカタマリであるということだった。リン酸ということは花や実をつける植物に有効な栄養素だということだね。我が家ではオキシペタラムにカブトムシの幼虫のフンを利用している。
東京のど真ん中にもカブトムシの幼虫がいるんだね、と感心した。基本的にカブトムシの幼虫は何でも食う(朽木なら、という意味)から、東京で見られるのも不思議ではないのかもしれない。
そういう意味では当菜園のカブトムシの幼虫はぜいたくモノだ。
彼らの主食はクヌギを中心とした広葉樹の枯葉であり、イネワラであり、モミガラである。菜園主の気まぐれで米ぬかなどの栄養が与えられるもんだから彼らにとってはご馳走。
そっと当菜園の幼虫の様子を見てみた。
彼らはイネワラを主食にしているようだ。寒いのに起こされて少し怒っているように見えた。
落ち葉の中で眠っているように見える。もう少し暖かくなると食欲モリモリになるのだろう。
カブトムシの幼虫もいるし、ミミズもいる。やはり米ぬかを散布したところにミミズが現れたようだ。
幼虫がいるところが腐植だ。そういう意味では落ち葉堆肥は順調に腐熟が進み、堆肥化されていると看做すことが出来る。
総数は確認していないけれど相当数の幼虫がいるのではないか。
時期が来れば蛹になり、成虫となる。すると産卵にやってくる成虫が現れ、また幼虫が出てくる。その繰り返し。
いつになったら堆肥として利用できるのだろうか?