当菜園では圃場を二分割し、春夏野菜専用エリアと秋冬野菜専用エリアとに分けている。
当菜園は約450平米の面積があり、これを百戦錬磨でも何でもない素人が管理しようとするのは正気の沙汰ではない。
だからというわけではないけれど、二分割することで管理作業の軽減化が図れないかと考え、シーズンごとに圃場を分けている。
そういうふうに書けば、なんとなくそれっぽいように聞こえるのだが、やっていることは家庭菜園。自宅で消費できるであろう野菜を栽培するだけであり、商品作物として栽培するのではないから気にいったものしか作らない。それが家庭菜園というものだ。
現在、春夏野菜専用エリアで栽培が行われているのだが、一方の秋冬野菜専用エリアでは先日までエンバクが育っており、穂が出てきたので刈りこんだばかり。粗大有機物として地中に鋤きこむ必要があったのだが、天候の理由でなかなかできずにいた。
この週末で、秋冬野菜専用エリアの耕耘を行った。早くも秋冬野菜栽培の準備が始まったというわけだ。
一往復だけさっと耕耘機を流しただけ。だから有機物が完全に鋤きこまれたかというと軽く混ざった感じに留まっている。
以前であれば鋤き込み時に有機石灰を散布したり有機肥料を散布したりしていた。しかしながら意外と残留分が存在していることが分かり、石灰や肥料は散布しないことにしたのだ。
石灰散布前に必ず土壌酸度を測ったほうがいい。そうでないと、ジャガイモがそうか病になってしまうから(笑)。
秋冬野菜エリアは何度かの耕耘の後にマルチを敷き、8月下旬には播種定植作業を完了させてしまう予定だ。このタイミングは絶対に守らなければならない。そうしないと秋冬野菜は生長してくれないからだ。一日の遅れが数週間の収穫遅れに繋がるといわれているくらいだから。
雑草さんがはびこってきたら二回目の耕耘。