何年か前、ハクサイ栽培に苗を定植する方法に加えて播種して栽培してみることにチャレンジするようになった。ハクサイ苗がなかなか活着せずに枯れてしまう株がでてしまい、なんとも情けなく思っていたのだ。苗がダメならタネじゃね?とか思いながら播種するようになっただけなのだが、後日調べてみると、ハクサイは直根性の野菜だから(本当は)定植には向かない野菜であることが分かった。
「でも、どうして苗を売っているのかな?」
と思いつつ、そもそもハクサイは大きく結球させるのにかなりの技術がいる。「苗半作」とかいうくらいだからタネから育てる方が難易度が高いのだろうと思っていたのだが、生来、へそ曲がりの性格をしている菜園主はタネから育てることにチャレンジするようになった次第。
でもね、根を傷めないように定植すればいいだけのハナシ。
タネから育てているハクサイの畝。
白いのは農薬。そろそろ間引きの頃かもしれない。
ほんと、きれいな葉をしている。害虫さん、来ないでね。
一方、苗から育てているハクサイは、
キャベツと共存しているのだけれど、苗を定植したハクサイも順調の様子。
たぶん、近年にないくらいな様子。マルチなし、ネットなしでここまでキレイに育っているのは初めての経験かもしれなかった。
こうしてみると、苗だろうがタネだろうがどっちも変わらないのかなとも思う。今年はたまたまじゃね? と思うのだが、野菜栽培の難しいところは再現性がとれないところ。おそらくは気象条件がよいせいか、どちらも順調に育っているのではないかと思っている。
そうそう、苗のハクサイは早生種。
タネから育てているハクサイは中生。