我が家には生ゴミを分解する便利な機能をもつモミガラが存在する。彼らはやがて良質な堆肥となってくれるのだが、もとはというとただのモミガラなのだ。できたてホヤホヤのモミガラに生ゴミ、特に野菜くずを放り込むと見事に分解が進んで跡形もなくなっていることが多い。気が向くと水や米ぬかを散布するのだが、それでも2年も経てば堆肥になってくれるはずだった。
・・・はずだった?
そう、これら生ゴミ分解装置は購入設置稼動から早まる2年が経過している。耐用年数2年、残存価額なし、定額法の減価償却も完了し、堆肥として処分されるはずだったのだが?
やる気なさそうに見える(笑)
というわけで近くのコイン精米所に行き、米ぬかを25リットルほどいただいてきた。
この時期はフレッシュな米ぬかが手に入る。フレッシュな米ぬかがよいのは悪いのかは分からない。これを生ゴミ分解装置に入れるわけだ。
それはそうと、どうして分解があまり進んでいないのか?
米ぬかを入れる前に数分考えてみた。
確かに残渣を入れる量は少なかった。水分はあまり関係ないし、むしろ今年は多かったと思う。それなのになぜ?
数分考えてみたが妙案は出てこなかったのでモミガラをほじってみようと思い立った。現物を見ると分かるかもしれない。
分解は進んでいるけれどその歩みが遅い。おそらくは撹拌が少なかったからではないかと推察した。
コガネムシっぽい幼虫がいるから腐熟が不完全だと分かる。
やれやれ、まじめにやらないとダメか、と思った。
続く。