時折、当ブログで登場するワードに
「5S(読み方:ごえす)」
というものがある。
5Sとは、整理/整頓/清掃/清潔/躾 の頭文字を取った言葉で、JIS Z 8141 に定義が書いてある。
「整理」とは不要なものを捨てることであり、「整頓」とは必要なものをすぐに取り出せるようにすること。「清掃」とは異物を除去することで、「清掃」は「整理」「整頓」「清掃」が繰り返され、その状態が維持されることを指し、「躾」はそれを守ることである。
また、JIS Z 8141 には似たような用語として
「3S(読み方:さんえす)」
というのもある。
これは「標準化」「単純化」「専門化」の頭文字をとったものだ。
生産管理用語にはこのように言葉の頭文字を採用した用語が多い。
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そろそろ菜園の5Sに着手しなければ、と思った菜園主は菜園に向かった。
菜園はここのところの雨と気温でナズナと呼ばれる雑草さんが蔓延っていた。
奥に見えるのは根菜や葉物の畝とネット。周囲にはナズナが広がっている。
こちらはダイコンの畝。ダイコンの頭部から新しい葉が出てきた。トウが立ち始めたのである。
こうなったら収穫してもマズいダイコンだ。やむなく処分することにした。
その他にも収穫されずに終わったハクサイやキャベツ、ブロッコリーなどが処分されることになる。
やれやれ、これらを処分すると思うと心が痛む。
食べてあげられなくてごめんね、と言いながら処分するのだから。