自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

ダメだと分かっていても覗きたくなるのが人間の性ってもんよ

先日耕耘機を走らせたおかげで少しだけ筋肉痛となった。太ももが重いし、腕も重い。耕耘機は重量物だから何気に筋肉を使ったようだ。

休憩がてら落ち葉堆肥BOXを眺める。

 

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もうかれこれ数年は経過している。あちこちボロボロになっている。

 

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もうBOXとは言えない堆肥内製エリアは抜本的な修繕を待っているように見える。菜園主に時間さえあれば着手できるのだが、いかんせん時間がない。そういうとき、大人は有給を使うのだ。

 

やはりこの時期になれば思いを馳せるのはオトコの永遠のロマン、カブトムシである。わが菜園の堆肥BOXにはカブトムシの幼虫がわらわらいるのだ。

 

とはいえ、まだ4月になったばかり。

幼虫さんにとってはまだまだ寒い時期だ。風邪をひかせないように覗き見ることにした。

 

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放置してあるイネワラをどけると保護色のカエルがいた。起こしちゃってごめんよ、といいながら元通りにしておいた。

 

 

少し掘り返してみるともう立派な堆肥になっている。腐熟が終わり土状に。

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もう少し掘り進めてみるとモグラの通り道とかミミズとかいつもと同じような感じ。ミミズがいるからモグラがいる。モグラにとってのご馳走だ。

 

 

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昨年の初冬、かき集めた落ち葉の入ったポリ袋をどけてみる。折からの紫外線でポリ袋がすぐに破れてしまう。いい加減にBOXに投入してもよさそうだ。

 

 

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圧縮されている下の部分に“それ”はいるだろう。ちょうど落ち葉と堆肥になった土状のそれとの境に彼らは生息しているのだ。

 

少しごそごそと掘り進めてみる。

昨年冬に落ち葉と共に朽ちた枝とかを放り込んである。

 

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これは幼虫が枝をガジガジした痕跡だろう。確実に幼虫はいることが分かる。

 

手でつぶさないように慎重に掘り進める。

 

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いたいた。

 

 

 

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このフォルムがたまらなくよい。

 

 

 

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一匹いれば5~6匹は見つかる。少し掘り進めただけですぐに見つかるのだから実際にはもっとたくさんの幼虫がいるのだろう。

 

 

 

彼らは6月頃まで食欲旺盛に食べ続ける。そしてまるまると太ってから変態を進める。蛹になる頃、決してここを掘り返してはいけない。蛹室を壊すと成虫になれなくなってしまうかもしれないからだ。

 

でも、見たくなるんだよねー