自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

いとこの名前はケンタロウ

当ブログ管理人は埼玉県というところに居を構えている。

 

理由は生まれ育ったところで埼玉県以外の都道府県に居住する機会がなかったからだ。たまたま自分の両親が埼玉県にいて埼玉県で育てられたから。

 

だからその場所が北海道であれば今も北海道に住んでいるかもしれないし、沖縄なら沖縄に住んでいるかもしれない。

ただ単に外に出る機会がなかったから、とも言える。

 

 

埼玉県はよくディスられる県として有名だ。

でも、実はディスられるほどしょぼくも無いし、誇れるほど凄みもない。要するに中途半端なだけなのだ。

 

 

埼玉県は道路も鉄道も利便性が高い。ただ、東西方向の移動性がすこぶる悪く、東京のように中央線のような路線があるわけでもないので移動はもっぱら車ということになる。

 

都内に出たいと思うなら、都内に出る鉄道には事欠かない。TX、スカイツリーライン、宇都宮線高崎線京浜東北線武蔵野線東武東上線西武池袋線新宿線八高線埼京線

北上したいと思えば、鉄道でも自家用車でも北上できる。

軽井沢に行こうと思えば車で行くと近いが、海に行こうと思うと少し距離がある。だから埼玉県民は海を渇望するのかもしれない。

 

 

当ブログ管理人の両親は共に宮城県の出身。だから祖父母や親戚は東北に多く分布している。

特に母方の親族は宮城県に限定されており、時折、従兄弟から贈答品が贈られてくる。

贈答品を送りつけてくる従兄弟は、自分の母の弟の子供だ。年齢が20くらい離れている従兄弟だ。名前を与えておこう。仮にケンタロウとしておく。

 

ケンタロウは身長が190くらいあり、体重が100くらいある。とにかくでかい。母方の親族はでかい家系なのだ。

 

このケンタロウ、例の震災の時に地震の揺れに気づかずに爆睡していたという逸話を持っているほど鈍感力が高い。

だからというわけでもないが、まだ独身らしい。職業は某組織で、赤い色が特徴の企業に勤務している。毎回、贈答品を送りつけてくるのはノルマがあるからだと推察している。

 

 

彼は、そう、ケンタロウは、当ブログ管理人の結婚式で初めて宮城県以外の都道府県に行ったというつわものだ。もっとも修学旅行等で他県には行っているかもしれないが、プライベートで宮城県を出たのが初めてだったらしい。

結婚式は軽井沢でやったのだが、当然に軽井沢のようなところに来たのも初めてだったらしい。もっとも彼の父親(自分にとっては叔父)も初めてだったようだが。

 

 

なに、ずっと仙台にいたの?

初めて外出たのか?

 

 

と尋ねたものだった。

 

 

こんな人が多いところに来たくないもん、と。

 

 

どうやら仙台以外に興味がないようだ。

※仙台といってもかなり市街地のはずれの方で中心地から随分と遠いところの仙台市に住んでいる

 

 

そんな彼から例によって贈答品が贈られてきた。

 

つづく。