ここ埼玉県東北部はのどかな田園地帯が広がる、何の変哲も無い地方都市だ。
例外なく高齢化が進み、地価が安い分、若い夫婦が戸建てを購入し平均的に2名ほどの子供を育てながら、流入=流出となるような、という中途半端な地方都市である。
街づくりに熱心な団体もあれば、就職と同時に東京方面に転出してしまう人も多く、地元も対する意識があるようでない地方都市。
「子育て世代に優しく、福祉が充実、高齢者のための・・・」というのは選挙シーズンになれば良く聞くフレーズだ。頑張っているのは高齢化が進んでいる地方公共団体関係者だけだ。
その埼玉県北東部では、ジャガイモの定植は春のお彼岸までをメドに行う。
誰が決めたのかは知らない。いわゆる経験知らしい。
当菜園も例外ではなく、春のお彼岸が終わるまでの頃に定植を済ませている。
種イモの定植を済ませておおよそ1ヶ月。いい加減に芽を出してくれたのだろうか。いやいや、寒かったしなぁとか思って確認さえしなかった。
久しぶりに穏やかな天候の土曜日に菜園に赴いた。
ここのところの寒さで野菜たちが心配だった。
ここ、ジャガイモさんを植えたとこ。
ちゃんと発芽していた。よかった。
強烈な霜が降りることがなければ問題なく育つだろう。タイムリーに芽かきして、土寄せして、追肥して、葉が完全に枯れ果てたところで収穫する予定。