雨が降るだろうと言っていたのだが、それはあくまでも予報であって確実な情報ではない。不確実性の高い現実世界においては、今やれることを逃すことは致命傷になりかねない。
「雨が降りそうだなぁ。ま、もつだろう。洗濯物取り込まなくてもいいかな」と思えば雨が降る。しかも土砂降りの。そういうものだ。
ってなわけでサトイモに水をくれた。
近くの用水路には貴重な資源がたくさんあった。これをバケツで汲み上げてたっぷりとサトイモに与えたい。
雑草マルチのおかげかは分からないが、まだ健在な様子。
でもこの機を逃すと一気に枯れてしまうような気もした。だから早朝ではあったがバケツを使って水を与えることにした。
用水路には水がたっぷりある。
我が菜園のサトイモにあげても誰も文句は言うまい。田んぼに使っているわけではないのだからね。しかも農業用水の利用料は支払っているもの。誰にも文句は言わせない。
今年は雨が多かったせいか、水量が多い。
この水をバケツで汲み上げてサトイモにくれてやるのだ。
(せっせ)
(せっせ)
(よいしょ)
(うりゃ)
(・・・)
(疲れてきたので無言)
株元が濡れているのにお気づきだろうか。これでも随分散水したのが・・・。
まだまだ撒いてもよかったのだが背筋が痛くなってきたので諦めてしまった。
実はこの二日後に雨が降っている。これで確実に成長を継続してくれるだろうと思った。手間を惜しむと美味しいものは収穫できないからね。