当菜園は450平米ある。
その450平米をに分割し、春夏野菜専用エリアと秋冬野菜専用エリアに分割し運用している。たかだか家庭菜園のレベルだ、450平米も単一の野菜だったり同一時節に栽培する野菜を作っていられない。商品作物としての野菜を栽培しているわけではないのだから。
春夏野菜を栽培している頃、秋冬野菜専用エリアでは緑肥を栽培する。ここでいう緑肥はエンバク。エンバクは地中のセンチュウ密度を低減する働きのある効用高い緑肥なのだ。
春夏野菜は例年であれば3月中旬から栽培が始まる。4月中旬、トウモロコシや枝豆の播種を行うころ、秋冬野菜専用エリアにエンバクを播種する。
エンバクは約2ヵ月間の栽培期間をとる。その後6月中旬から下旬に刈り込んですき込んでしまう。
夏の降雨と気温で腐熟が進み、粗大有機物が腐植となるのだ。
一方、秋冬野菜を栽培するころ、春夏野菜専用エリアにエンバクを播種する。
秋冬野菜は8月下旬に播種定植を行う。9月の連休の頃、春夏野菜専用エリアにエンバクを播種する。ちょうど秋雨のころになるので問題なく発芽する。本来なら11月半ばに刈り込んで鋤き込むのだが、当菜園は そのまま翌春まで放置する。圃場を裸地にしたくない、という配慮からだ。
時期的に、秋冬野菜の播種定植を時期を前にして春夏野菜専用エリアを整地するいい頃合いである。
だから春夏野菜専用エリアを整地してみた。
先日、刈払機で雑草さんを刈ってみたが残党がいるのでぼやぼやしているとまたボーボーになる。ここはスッキリさせたいところだ。
とはいえ、このようなタイミングで耕耘機を走らせると決まってロータリー部分に残渣が絡み、かなり生産性が悪くなる。この暑い最中、生産性の悪い仕事をするのは熱中症リスクが高まるのだがタイミング的には今やるしかない。
ゴゴゴゴゴ・・・
ま、こんなもんだろ。
今回はあまり深く耕耘しなかった。理由は、①乾燥している ②雑草さん処理を優先 の2つだ。
やはり予想通り、ロータリー部分に残渣が絡みまくりなかなか進捗が悪かった。夏の雑草さんは上に伸びようとするから枝葉が長く、強い。だから手押し耕耘機くらいでは残渣を砕くことは敵わない。
このようにロータリーに砕かれて土に埋まってくれない残渣が多かった。あまりにも多くの残渣がロータリーに絡みつくと生産性も悪くなるし耕耘機も悪くする。だから少しでも進みが悪くなったのが確認でいたらロータリー部分の残渣を取り除くようにしている。
畝立てはまだまだ先だし、雨も欲しいところだ。1回目の耕耘はこのくらいでよかろう。
雨をやり過ごした後で2回目の耕耘を考えるか。