当菜園は春夏野菜を専用に栽培する圃場と、秋冬野菜を専用に栽培する圃場を完全に分離・管理している。
それぞれの圃場で野菜を栽培する頃、一方の圃場では緑肥を栽培する。
だから今、秋冬野菜を栽培しているが、一方の春夏野菜専用畑では緑肥であるエンバクが育っているという次第。
そのエンバク。
草丈、10センチ程度、というところだろう。日照時間が足らないせいか、少し成長が遅いように感じる。
「太陽のせいだ」
と呟くもエンバクにはスルーされた。
エンバクは出穂する寸前に刈り取り、鋤き込むのが通常なのだが、このまま冬を越させるつもり。圃場を裸地にさせない方がいいと思う故だ。
やれやれ、光合成もへったくれもないな。まだ霜は降りていないから葉が傷んでないけれど、そろそろ収穫期。頃合いを見ながら収穫する予定。