野菜の様子を眺めてみよう。
まずはニンジン。
ニンジンは一斉発芽に失敗してしまいご覧の通り生育具合にバラツキが生じている。バラツキがあるということは下手をすれば年内に収穫できない可能性が高いわけで、そもそも秋収穫のニンジンは梅雨明け間近の時期に播種するのがいいと言われている。
当菜園では8月中に播種することでギリギリ年内収穫を目指すこととしているが、それも一斉発芽が前提条件である。
それでも着々と成長を続けてくれているのでいくつかは収穫に至るだろう。
市道側に播種したダイコンだ。どういうわけかダイコンはすこぶる順調に生育を続けている。これらは早生種だったか中手種だったか分からないくらい生育の程度に差が見られない。
この畝にもダイコンを播種しているが、
収穫してもいい頃じゃないか、というくらいにまで成長している。
続いてブロカリ。
カリフラワー。なんだか手のひらサイズでかわいい。
一方、ブロッコリーはというと、
今まで日差しが少なかったせいか、これから大きくなろうとしているように見えた。11月は気温高めだというし、天候が安定してくれれば問題なく収穫できそうだ。
次はキャベツ。
別の畝のキャベツ。
収穫してもいいくらいのサイズのものがあった。遠慮なく収穫させてもらおう。多少食害痕があるがやむを得ない。虫食いの箇所は除去すればいいわけだから。
次はハクサイ。
結球が始まった。まだまだ巻きが甘いので収穫はできないが、生育期間の異なる2品種を栽培しているので時期をずらして収穫することになるだろう。
やはりとう立ちしそうだ。キク科野菜はなかなか難しい。気温が乱降下するだけでとうが立ってしまう。
最後にサトイモ。
だいぶ台風による強風でやられているね。
霜が降りると枯れてしまうが、幸いにもまだ枯れてはいない。太陽が強く照り続けているうちは光合成するだろうし、収穫は次週に持ち越してもいいかなと考えた。
こうしてみると、やっぱ春夏野菜よりも秋冬野菜の方が映えるね。
当菜園からトノサマバッタが逃げ出した。耕耘機もかけちゃったし刈払機をぶん回したし、除草剤も撒いたから怒っているのだ。