今回のもみ殻堆肥作りは以下のように行う。
①プレーン
②積極的に堆肥化
③過去の作り方を踏襲
今回、もみ殻を積極的に堆肥化させるとどのくらいの期間で堆肥化できるのか確かめたくなった。①〜③も大して期間に違いはないのではないかと思えるが何事も試してみないことにはわからない。
①プレーンはもみ殻そのものだけを利用し、生ごみ(とは言っても野菜クズのみだけれど)を分解させていく中で堆肥化を目指す。想定される期間は約2年間だ。もみ殻を大きめのプランターに放り込み、水をじゃんじゃんかける。野菜クズを入れる。放っておく。
②は積極的に堆肥化させる方法だが、もみ殻を入れた後で米ぬかなどの分解促進資材を投入する。もみ殻をかける。水をじゃんじゃんぶっかける。足で踏んづける。その繰り返し。よく言われる堆肥化の方法を模倣する。
③の方法は例年通りではあるが、もみ殻に水をじゃんじゃんかけまくり、その後米ぬかなどの資材を投入。時折かき混ぜながら野菜クズを放り込む。これも生ごみ分解装置になる。
堆肥化もそうだけれど、①〜③のどの方法が生ごみを分解する速度が速いのかを確かめたいと思っている。
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①のプレーン。
かわいいもんさ。これに水をじゃかじゃかかけまくって放置しておいた。今日から野菜クズを投入するつもりだ。
以下は②の積極的に堆肥化、のプランター。
もみ殻入れて、ボカシを入れて、もみ殻をかけて、水をじゃんじゃん。その繰り返し。
発酵促進剤として昨年内製したボカシを利用している。
次のプランターは③で、例年のやり方を踏襲している。
もみ殻を入れて散水。少量のボカシを投入攪拌。あとは時間が解決してくれよう。ボカシはいい香りがしたししっかりと保存できていたことが嬉しい。
もみ殻堆肥作りは作業的にはそんなに重労働ではなく時間と資材さえあればすぐに完成する。
今回完成したのはプランターにして4つだ。
丸いプランターがプレーン。その右に移る四角いプランターが積極的に堆肥化させようとしているもの。丸いプランターの下に見えるのが従来通りの生ごみ分解処理装置だ。ここには3つしか置いていない。スペースの関係上、もう1つは他のところに置いている。
ちなみにすでに堆肥となっているプランターは、
これであり、よく見ると、
ミミズさんもいるようだし、ほぼほぼ土状になっているため圃場に投入することができる。堆肥化がある程度終わると生ごみを分解しなくなる。不思議なものだ。
もみ殻堆肥の内製で大事なことは、もみ殻はC/N比がクソ高いので窒素を含む要素が必要だということだ。米ぬかでもなんでもいい。窒素分を含む要素をドーピングさせてあげる必要があるわけだ。
なお、当ブログ管理人は圃場に直接もみ殻を投入することはしていない。当菜園は積極的に肥料を投入しない栽培手法を採用しており、C/N比の高いもみ殻を入れることで窒素飢餓が起きることを懸念しているためである。
当菜園は、圃場に入れる有機物は緑肥と決めている。