昨年同様に今年もなかなか梅雨が明けない。
雨ばかりで家庭菜園的活動ができないのは相当なストレス。メリハリのある梅雨を期待したけれどなかなかそうやすやすと人間様の思惑に載ってくれないのが自然というものだ。
晴れ間があれば、やることは除草。
ヤブ蚊の襲撃を受けつつも収穫作業。
少し早いタイミングではあるけれど、秋冬野菜専用エリアの手入れもしていきたいのだがね。圃場が乾いたら耕耘機を走らせる。有機物を土に馴染ませる。
根菜類を予定しているエリアでは有機物を完全に腐熟させることが不可欠だから早めに作業したい。
この雨でジャガイモやニンジンなどが不作だと聞く。
ジャガイモの秋作は予定にはないけれど、ニンジンはぜひとも栽培したい。だから準備を進めたい。でもこの雨・・・。もうどうしようもないのだ。
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そんなストレスフルな中で嬉しいことが。
数年ぶりに我が家でアスパラを収穫することができたのだ。
このもじゃもじゃしたアスパラは3年前に定植したもの。
もともとあった株は、栽培主の怠慢により株が死滅してしまった。5〜6年は収穫がつづいたが残念ながら死滅させてしまった。
死滅させてしまった理由はわかっていたので、今回は同じ轍を踏まないように管理作業に努めることにした。
春先に出てきた芽を収穫せずに葉を展開させる。光合成を活発化させ、株の充実を図る。秋頃、数本のみ収穫する、というストーリーを描いていた。
そしたら見事にハマってくれたのだ。
こんだけ株元が充実すれば1本くらい収穫しても大丈夫だろうと思った。しかし、久しぶりに収穫できるなぁ。
たった1本だけだが無事に収穫。
貴重な1本はベーコンとともに晩酌のアテになるはずだった。
「美味しそうなツマミね」と妻。
「久しぶりに収穫できたのさ」と夫。
そう言った後で庭にある大葉を取りに行った。
リビングに戻ると、
パクッといっている妻の姿が。
がーん。
食べてもいいけど、全部食うなよ。