自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

8月最後の日曜日にブロッコリーとカリフラワーを定植する

例年だと、8月最終週の土日で秋冬野菜の播種/定植を全て完了させるというのが通例となっている。

 

秋冬野菜は播種/定植時期がずれようものなら収穫時期が大幅に狂ってしまうので、遅くとも9月第1週までには大方の作業を完了させる必要がある。1週間のズレが1ヶ月の収穫の遅れとか言われている。

 

当然に播種/定植予定日から逆算して秋冬野菜の準備を始めていく。今年は梅雨明けが遅かったので8月上旬からの準備となったが、いよいよ、定植時期と相成った。

 

 

ただ、今年はコロナの問題から会社方針として在宅勤務となっており、通勤時間を家庭菜園的活動に振り向けているため、8月最終週に一気に完了させるのがマストではなくなった。

 

それにだいたい暑すぎる

 

こんな気温下で定植なんてできない。野菜が死ぬ。

 

 

 

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今シーズンの秋冬野菜は、

ブロッコリー「緑嶺」16株

・カリフラワー「スノークラウン」4株

・玉レタス「エクシード」16株

・サニーレタス「なんそうべに」8株

・キャベツ「初秋」16株

・キャベツ「新藍」16株

・(播き直しの)ダイコン「耐病総太り」

・ダイコン「冬どり 年越し大根」

・(播き直しの)ニンジン「新黒田五寸」

・(播き直しの)コカブ「金町小かぶ」

・ハクサイ「耐病黄芯80日 ちよぶき85」

・ハクサイ「耐病黄芯90日 冬月90」

・ほうれん草「トライ」

シュンギク「中葉春菊」

というラインナップでいくことを決定した。

 

 

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ブロッコリーとカリフラワー(以下、「ブロカリ」と略す)を定植したのは8月30日日曜日の16:00過ぎ。雲が出てきて日差しがなくなってきたので定植できる条件になったなと思い、菜園に赴いた。今日はブロカリしか定植しないつもり。

 

 

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1畝20株は定植できるので、このブロカリは同じ畝に定植されることとなる。

定植する畝はここだ。少し乾燥しやすい畝なんだけれどね。

ブッロコリーは「緑嶺」だしカリフラワーは「スノークラウン」でどちらも定番品種。作り方など勝手は分かっている。

 

 

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秋冬野菜の定植にはそれ相当の準備が必要で、害虫防止の観点からネット、トンネル用の支柱は必需品だし、必要があれば農薬だって持参する。散水用のジョウロも必要だし、ネットを敷設するためのグッズも必要。だから秋冬野菜を定植するときには大荷物を運び込むことになる(結構大げさだな・・・)。

 

 

 

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ネット。

 

 

 

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ペットボトルは重し。ジョウロにバケツ、ネット敷設のグッズにたねまき用培土も。

 

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トンネル用の支柱。ブロカリは背丈が大きくなるのでブロカリ用に大きめの支柱を用意。

 

 

さぁ、やるか〜。

 

まずは定植用に穴を開ける。

 

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マルチング後に雨が降ったので土が締まっていると思い、掘り起こす意味もあって、

 

 

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こんなグッズで穴を開けた。でも結構乾燥していたな。

 

 

植え穴には水を入れる。

今回は水を入れるが、当菜園の場合にはケースバイケースだ。

土が湿っている場合には水は入れないし、今年のようにカラカラの場合には水を投入する。水を入れた後で植え穴をこねくり回すと土が締まってしまい、根が張れない可能性が出てくる。注意したいところだ。

 

 

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水を入れたら土に吸収されるまでじっと黙る

 

 

 

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水が引くまで、畝の両サイドにトンネル用の支柱をセットした。当然黙って作業する。ブツブツ言いながら作業していると通報されるのでね。

 

 

 

さぁ定植していくぜ〜。

 

 

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定植作業はものの数分で片付く。定植後は散水した。

マルチングしていると、散水後に表面に水が溜まることがある。これに太陽光があたり、水が熱せられると高温になってしまうし、多湿で病気を誘発する可能性さえある。

 

だからこういう場合には、

 

 

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割り箸で穴っぽこを開けるのだ(笑) そうすれば今後雨が降っても溜まらずに吸収してくれるからね。

 

なんやかんやで作業が一段落すると、次は一番手間かかるネット掛けだ。

 

 

 

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支柱を刺していくが、このとき、トンネル用支柱の高さと両サイドの列というか、幅というかを揃える必要がある。

 

 

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ネットをかけるので幅が揃わないと隙間が空いたりうまく掛からなかったりするからね。ここは一番気を使うところだ。

 

 

あとはネットを掛ける。少し風があったほうがやりやすいこともあるが、この日はほぼ無風。

 

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ネットをかけたら支柱に固定。あとは裾を埋め込んでいくだけだ。

 

 

 

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支柱の幅が揃わないと裾が揃ってくれないので埋め込むのも大変。

 

 

 

さ、埋めこんでおしまいだ。

 

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だいたいこれらの一連の作業だけで1時間を要した。もう1畝くらいやりたかったけれど今日はここまでにした。早くビールが飲みたかった。