自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

ハクサイは作りすぎてダメにしてしまうので少なめに

当菜園ではハクサイは播種して育てることにしている。

 

もちろん苗が売っていて定植することができるのも知っている。だが当菜園では播種で育てるようにしている。

理由はいくつかあって、

1. ハクサイは直根性なので移植に不向き

2. 冷涼な気候を好むのに定植時には高温になって早期抽台する可能性がある

3. 菜園主の腕が悪い

がそうで、なるべく失敗の少ない方法でハクサイを育てることにしている。

 

 

もっとも播種したハクサイがダメになった場合には苗を調達し移植することは想定している。しかし、そんな事態に陥ったことはない。再播種してしまうからだ。もっとも再播種する分、結球しないリスクは高くなるけれど。

 

 

今回、ハクサイは80日タイプと90日タイプの2品種を用意した。中生種になるのかな。

例年作りすぎてダメにしてしまうことが多く、今年は少なめにした。うまく結球してくれればいいけど。

 

 

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株間は30センチ。

 

 

 

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播種は1穴あたり4粒。種まき用培土で覆土、圧着するのはダイコンと同じだ。

 

 

 

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今年は暑すぎたからであろうか、ネキリムシやその他の芋虫を見かけない。もっともこれから出てくるだろうから、特にネキリムシ対策に農薬を散布。おびき寄せるタイプらしい。フェロモンでも出るのだろうか?

 

先ほど播種したダイコンの畝にも散布。ま、効いてくれればいいけれど過度な期待はするものじゃない。秋冬の害虫はたくましい。大きくなったヨトウムシは薬剤が効かないし。

 

 

さて、次はキャベツの定植だ。

まだ時間はある。午前9時には自宅に戻り、在宅ワークの準備をする必要があるので時間が勝負だ。

 

 

キャベツは2品種。「初秋」と「新藍」だ。初秋は葉が柔らかく、生食向き。一方の新藍は少し葉が硬いが冬の寒さには比較的強い品種。この2品種はマストだね。

 

初秋は葉が柔らかいので当然に害虫にも狙われやすい。経験的には被害率が高くて、だからこそ定植時には農薬散布が必須。オルトラン粒剤を散布している。

後にも先にも農薬散布はこれきりだ。

あとは害虫発生の様子を見ながら使用を決めるが、おそらくは使用しないだろう。今年は菜園を観察する時間的な余裕があるため、害虫がいたらピンセットでつまめば良いのだから。

 

 

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定植なんてあっという間だ。

 

手前が、

 

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「初秋」で、

 

 

奥が

 

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「新藍」だ。

 

畝は20株定植可能。キャベツはそれぞれ16株しかないので4株分余ることになる。

だからその空いたところにハクサイの「90日」を播種することに。

 

 

 

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いずれの畝にも90日を蒔いておいた。うまく育ってくれるといいなぁ。

 

 

これで播種/定植は完了した。散水したらネットをかけよう。

ネットをかける作業も立ったり座ったりと、足腰にはきついんだよなぁ。