自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

播種に皮肉を感じ、どうせだったらと思ってしまった20200915早朝

当ブログ管理人は四捨五入すると50なんなんとなる中年男性である。

 

 

いわゆる団塊ジュニア世代であり、バブルの恩恵を受けられずに就職氷河期に突入する一歩手前の世代。競争社会、という言葉を念仏のように聞かされていて、

 

・当時教師による体罰は黙認

・差別は区別である

・社会というものは理不尽なもの

・大人は全て正しい

 

といったような価値観を植えつけられてきた世代だ(一部当ブログ管理人の主観あり)。好むと好まざるに関わらず、そういう時代だった。

 

当然に中学生の自分は、男子中学生はボウズ。女子中学生はオカッパまたは三つ編みが強制されたものだ。

 

 

当時の自分は、そういう価値観に対する違和感を感じながらも、時代が作り出したであろうシステムに抗えない自分をもどかしく感じていたのも事実である。

 

 

自分は無力なんだ、と。

 

 

一方で、物事を冷静に見る自分もいて、実際にそれが顕著に現れだしたのは高校を卒業する頃だったけれど、「やれやれ」と思うようになってもいた。自分にできることとできないことがわかるようになったからだ。

 

自分の努力によってなし得ない事象に関してはどう足掻いても抵抗は不可能である、そういうことだ。会話ができない相手とは会話しない、ということである。

 

大学生になる頃には、「どうせ他人とは分かり合えないことが圧倒的に多い」という考えに至り、4年間を過ごす。それは四捨五入して50になる頃を迎えても変わらない。

 

 

 

***

 

そんなことを思い出すような出来事があったので紹介したい。

 

 

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先日、ほうれん草とシュンギクを播種した畝だ。まだ発芽していない。

 

 

 

一方、少し前にサニーレタスとともにシュンギクを播種したが、植え穴に播種されなかった種子は、

 

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そのへんにポイっとしてしまった(笑)のだが、これがしっかりと発芽している。

 

 

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これな。

 

 

 

 

丁寧に、わざわざ種まき用培土まで使用して播種/覆土までした植え穴と、そこらへんにポイっとしたもの。

ポイっとしたものがきちんと発芽するなんて皮肉だと思う。

人為的に播種したものよりも、不作為にポイっとしたものの方がしっかりと発芽するなんて理不尽だ。

 

どうも今年は播種にはツキがないらしいな

 

 

 

ということで、いくぶん、ヤケになって、

 

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この2箇所にシュンギクとほうれん草を播種することにした。

しかも

 

ポイっと

 

播種することにしたわけだな(笑)

 

 

 

シュンギク

当然に覆土せず、このまま放置。

 

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ほうれん草。

ほうれん草は野鳥に食われる可能性があるので少し土をかけた。

 

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(かかってねぇなぁ)