自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

ネットをしていても害虫はやってくる

ここんところ未明に雨が降って、朝方には止んでいることが多い。

 

そんな日の早朝は菜園には行けない。

日照時間が短くなったのでなかなか菜園の土が乾かないからぬかるんでいるのだ。

ぬかるんだ状態で圃場に入るのは抵抗があるのでそんな日には菜園には行かないことにしている。

 

だから最近では2日に1回とか3日に1回とかいうペースでしか菜園に行けていない。

 

もっとも毎日行ったからといって劇的に生育ぶりがよくなるかと言えば、そういうことはない。

しかし、一方で、毎日観察することで対応が早くなり、結果として生育ぶりがよくなることもある。

今日はそんなお話。

 

 

 

***

 

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キャベツ①とハクサイ②の畝だ。

キャベツ①は早生種の「初秋」が定植されており、ハクサイ②は90日型の中生種がある。

 

ハクサイは播種しているのでそろそろ間引きかなと思い、ネットを開けてみたのだが、畝の周囲に雑草さんが生えつつあった。

雑草を放置すると、雑草を機会に害虫が取り付くことが予見されたので雑草駆除をしようと考えた。雑草さんの株元にヨトウムシやネキリムシがいることはしばしばあることだから。

 

 

 

雑草さんを除去しながらキャベツやハクサイを観察する。

この時間が至福だ。片手にビールがあるとなおいい。

 

観察しつつ、除草を続けると、

 

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キャベツに怪しい影を発見した。

最初はイモムシのフンかなと思ったが、そうではなく、イモムシ本体であることに気づくのにはそんな長い時間は必要としなかった。

 

 

そう、害虫だ。

 

 

当ブログ管理人は秋冬野菜栽培になると常にピンセットを携帯している。

 

このピンセットはこういう時に活躍する、優れものだ。

 

 

さ、つまんでやるよ。

 

 

 

 

 

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なんの幼虫だかわからないけれど、とにかく1匹捕まえた。撮影後、明後日の方向へ投げておいた。

 

 

観察はこの後も続いたが、他には害虫は見当たらなかった。

やはり毎日観察は必要だ。どこから害虫がやってくるかわからないのだから。成長点がやられてらひとたまりもない。

 

 

キャベツ①には定植後の風で倒伏しかかった苗があったので修正することにした。せっかくネットを解放したのだからね、なかなかやれないことをやっておかないと、と思った。

 

 

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頭頂部は地面に対して垂直なのでしっかりと生きていることは想像できたが、軸を修正し、これ以上ぐらついたり風で折れたりしないようにしてやる必要があったのだ。

 

 

まずは周囲を軽く耕して、

 

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寄せて、上げる。

 

 

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ま、こんなもんでいいかな。

 

 

 

雑草駆除と合わせて作業は終了。

いいね、朝っぱらからこんな作業ができると、1日が幸せに感じられる。本当に自分ってコミュ障なんだな(笑)

 

 

 

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キレイになったのでネットを戻し、裾を土に挟み込んで終了。

観察って大事やね。

 

 

いやはや、なかなか楽しかったな。