当菜園ではハクサイを栽培する際は播種してそれを行う。
理由はハクサイは移植向きではないことと、播種であれば好みの品種が選べるからである。
HCなどではハクサイの苗を販売しているので購入して植える方も多いと思われるが、そもそもハクサイは直根性で移植には不向き。
だから移植するためには苗の早い時期、まだ幼苗のころに定植することが必須となる。この幼苗は根が弱く、丁寧に扱わないと活着しないまま逝ってしまうことさえある。
そのため定植時にはかなり気を使って定植作業に望むこととなる。
それはきっと当ブログ管理人がハクサイの定食がヘタクソだからだと考えられる。
そういう理由から当菜園では播種して育てることを是としているのだが、今シーズンのハクサイはとんでもなく難易度が高かった。
今にして思えば、ハクサイの播種がうまくいかなかった理由は、気温の高い時期に播種したため、と考えている。なぜなら気温が落ち着いた頃に再々播種を試みているのだが、それらは無事に発芽し、あまつさえ、ちゃんと幼苗となっているのだから。
そのハクサイ①、キャベツと同居するハクサイ②の間引きを行った。
ネット越しだと何が写っているのかよく分からないな。
で、これはハクサイ①の畝。相当苦労させられたなぁ。これで美味しく育ってくれなかった暁にはこの苦労をどこにぶつければ良いのか分からなくなる。
数少ない、当ブログの熱心な読者の方ならお分かりになると思うが、この畝は播種以外に購入した苗を定植することで必要な株数を確保しているという畝である。
9/2に播種した株は3株。この日、最終間引きを行う。20株中生存した株は3株。
これらは80日型なので収穫はずいぶんと先だな。11月半ばから下旬といったところだろう。
また他には、9/20に再々播種を試みているが、本葉が展開しているので1回目の間引きを行う。
9/21にはとうとう苗を購入し定植している。これらは無事に活着したと思われ、食害痕などないか確認する。
それではネットを開放する。
さ、やるか〜。
農薬のおかげだろうか、害虫さんはいなかったし、それぞれの株が順調に見えた。生き残りの3株にもイモムシは見当たらなかったのが幸いだ。農薬サマサマだね。
さ、無事に間引きができたのでネットを閉じて終了。
次はキャベツ①と同居する、90日型のハクサイ②の間引きだ。
4株しかないけれど、少々食害痕が気になり出していたので絶好のタイミングだったかもしれない。
間引きしようと株を観察すると、
見えるだろうか? ヤツが潜んでいることを。
ピンセットでつまみ出すと、
可愛らしいイモムシだった。
それでもイモムシはイモムシ。恒例となった儀式を淡々と済ませた。
成長点が食害されていたのでその株は間引き対象とした。
残りは無事なようで、1穴1株にできたところでこの日の作業は終了した。
やはりいるもんだなぁ、イモムシ。