先日の作業で2020シーズンの主だった作業が完了した。
残された作業は収穫のみ。
いや〜、肩の荷が降りるというのはこういうことなんだろうな。
今年は思いがけず在宅勤務という労働環境の変化によって秋冬栽培に注力することができた。土日だけでなく、平日朝を活用した家庭菜園的活動によって作業そのものを平準化できたことは、生活リズム維持や精神衛生上においても有効だと思った。
タマネギ定植後の菜園の様子。
夕日が当たる菜園ってなんだか切ない感じがするね。
こうやって眺めるとキレイな菜園維持できているような気がする。ここ10年で一番いい環境になっているような気もするな。
ふと菜園を見渡す。
今日は秋冬野菜を見ていないな、と思ったので少し観察する。
あ、カリフラワーが取れるんじゃね?
今日の夕餉の一品にするか、と思った。
しかも大きさ的にはちょうどいい。このサイズなら充分堪能できそうだ。
なので、収穫してみた。
周囲の葉をもがれ、カリフラワーは照れているのか、表情が赤くなったような気がした。むろん、これは夕日によるものでカリフラワーには表情はない。
でも、収穫した時にはそう思えた。
平生は散文的でも、こういう時には叙情的になるんだと思えた11月の夕暮れ時であった。