家庭菜園を始めた当初から栽培が苦手な野菜にニンジンがある。
苦手なのにニンジンを作っているのか?
とご指摘を受けるかもしれないが、そういう時には「苦手でもつくりたい。人間だもの」と答えるようにしている。
苦手だから作らない、という選択肢もアリだとは思うが、苦手だからこそ、年2回チャレンジできる野菜ゆえ栽培してみようというモチベーションが湧くというものである。
なぜニンジン栽培が苦手なのかというと、それは
間引きがめんどくさいから
という、なんとも間抜けな理由だ。これ、一番家庭菜園的活動家として言ってはいけないセリフ。
だって、ニンジンは結構な量を播種するし、そうすることで発芽率が高まり、同様に間引きする量も増えるし回数も増える。だから手間暇かかる。
確かに間引きはめんどくさいけれど、間引きを楽しみにするという境地にならないことには家庭菜園的活動家と名乗る資格もない。
まだまだ修行が足らんな。
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当菜園ではニンジンは春播き、夏播きの年2回栽培。
2020年春シーズンにはニンジンの播種を行わなかったので夏播きが今シーズン初めてだった。
8月下旬に播種すれど発芽せずで困ったなぁ。
結局再播種、再々播種を経て今日に至るが、この時期になってもこの有様だ。これでは根部が肥大化する前に真冬がやって来てしまう。今年のニンジンはダメかなぁ・・・。
通年だったらこのサイズって10月上旬頃で、12月にもなれば収穫はいつかなぁとか言っている時期だ。
この下手くそぶりには忸怩たる思いしかない。
が、
このまま栽培を続けていつ頃収穫できるか確かめるいい機会だと考えよう。
でも、なんで発芽しなかったんだろうなぁ・・・。