11月最後の土曜日の早朝、5度目の落ち葉拾いに出かけた。
この日は朝から北風が強く吹いており、じっとしていると寒ささえ感じるほどだった。
確か昨年の今頃はもう拾える落ち葉の量も少なかったような気がした。今年は誰も拾ってくれないのか、たんまり残っている。
でもなんだか落ち葉を拾うことが目的になっていまいか、と自問自答する。
いや、違う。
そもそも落ち葉を拾う目的は落ち葉堆肥あるいは腐葉土を内製するためだ。
そのためのマテリアルとしての落ち葉なのでチャンスがあれば拾う。目的を達成するために落ち葉を拾う。落ち葉堆肥BOXを新設する。完成した落ち葉堆肥を使用する。首尾一貫、やることなすことに筋が通っている。
だから落ち葉を拾うことは目的を達成するための手段として認められるべきものなのだ。
こうやって自己弁護で理論武装しながらさっさと落ち葉を拾う。
まずは集めやすくするためには数カ所に落ち葉を集約しておく必要がある。
それではさっさと作業を行おうではないか。
寒さの中、体を動かしているのは気持ちがいい。体を動かしさえすれば寒くもなく、暑くもなくという状態。
3箇所に集約できた。
今日は風が強いので集めるのに苦労しそうだけれど、ここは長年の経験でカバーだ。
今日も450リットルくらい集められそう。
それでも取りきれないだろうなと思う。落ち葉は菜園に放置されているけれど、ちゃんとBOXに積み上げるべきだろうな。BOXに収まりきれないものだけ、積んでおくのがいい。そのためにもBOX内に容量を確保する必要がある。
そんなことを考えながら作業をしていると
あっと言う間に10袋集め終わった。
まだ残っているんだけれど、もう車に積めないので今日は終了。延長戦しても良かったけれど、この後の予定を考えるとここでおしまいにしないといけない。
さっそく菜園に運び込んだ。
落ち葉堆肥BOX1号機に積んでおく。
今シーズン集めた落ち葉の集団。
なんだかゴミ置き場みたいになってしまったけれど、これが一年後に良質な堆肥に生まれ変わる予定。落ち葉は「金のなる木」なのだ。
さすがにこれ以上集めると保管もできなさそうだが、後一回くらいは集めに行きたいなぁ。