2011年頃に落ち葉堆肥を内製しようと試みた。
震災で腐葉土や堆肥などが入手困難になった時期があって、それ以降腐葉土や堆肥が高価になった。それならば、ということで内製化することに。
内製化といってもそんなに難しいことはしない。
散水したり切り返したりという面倒な作業は基本的にはしない。落ち葉を積み上げておくだけ。自然に分解が進み、腐葉土化する。さらにカブトムシの幼虫でも住み着いてくれれば彼らの良質なフンによりリン酸分が豊富に含まれた堆肥になる。
だからなるべく自然界からマテリアルを調達してカブトムシに産卵してもらう。
カブトムシの幼虫に分解を促進してもらい、腐葉土化・堆肥化を図る。
プランニングとして上記の通りだ。
そして、2020年。本格的に落ち葉堆肥を使用してみた。
使いたいときに使えるというのが魅力だ。
だから常に菜園にストックされるような感じで運用してみたい。
だからこそ、落ち葉が必要だということでせっせと落ち葉をかき集めているというわけだ。
落ち葉堆肥BOX1号機には、
今シーズン集めた落ち葉が転がっている。
まずBOX内を整理しなければ落ち葉を放り込むことができない。落ち葉の入った袋をどけてどれくらい入れることができるかを考えることにした。
まずは袋を退ける。
次に表面の腐熟途中の落ち葉を退ける。
こんな感じだ。
落ち葉を退ける過程で堆肥化の協力者がゴロゴロ出てくるので注意が必要だ。誤って農業用フォークで刺さないようにしなくてはならない。
彼らが堆肥化の立役者なのだ。
寒い時期に表に出されて少し怒っているように見えた。
彼らは落ち葉と腐熟した落ち葉の層の境目に生息している。だから幼虫がいた場所よりも下は堆肥化されていることがわかる。
なるべく幼虫さんがいそうな場所から幼虫さんを退けて、画像で言うところの左側に寄せておいた。右側は薄めに堆肥を残しておいて、そこにフレッシュな落ち葉を投入することにした。
15袋くらい投入しただろうか。
投入しきれなかった袋を重し代わりに積み上げておいた。
袋がこれだけ確保できたのでまたまた落ち葉を集めに行けそうだな(笑)
1号機は左側に堆肥を寄せることができたので、もし堆肥が必要になった場合には左側から掘り出せばいい。
あとは幼虫さんに頑張ってもらって右側のフレッシュな落ち葉を分解してもらうことにしよう。