取り立ててブロッコリーが好物というわけではないのだけれど、毎秋にはブロッコリーを栽培する。
ブロッコリーは秋冬野菜において、看板野菜だと言っても過言ではない。無論、当ブログ管理人の戯言である。
ハクサイが秋冬野菜の女王さまであるならば、ブロッコリーは看板娘と言ったところか?
それだけに、ブロッコリーを植えていると菜園が映える。
そういうことだ。
2020秋シーズンのブロッコリーは、あ、そうそう、当菜園ではブロッコリーと同じ畝にカリフラワーを育てることが通例となっており、今シーズンも例外ではないのだが、残暑厳しい中での定植で、厳しい条件にありながらも無事に収穫に至ってくれた。
多くのアブラナ科がそうであるように、成長点が食害されなければしっかりと収穫まで育ってくれる。それだけアブラナ科は強健揃いだということだ。
そんなブロッコリーとカリフラワー(以下、ブロカリとする)だが、唯一の欠点がある。
それは収穫適期を逃すと圧倒的に美味でなくなるという点だ。
花は咲くし、
巨大化して味は落ちるし、
見た目はよくないし、
エトセトラ、エトセトラ、・・・
菜園に赴いてブロッコリーを見るなり、悲しい気分になるのだ。
理由?
ほら、これ。
こうなったら側花蕾に期待だな(笑)
カリフラワーには側花蕾はつかないけれど、ブロッコリーには側花蕾がつくので頂花蕾を切除し、側花蕾の成長を促すことにした。
もうほぼほぼ頂花蕾の収穫は望めない。頂花蕾が収穫できるのは残り1株のみ。
これも少しトウ立ち気味ではあるけれどね。
この1株を除き、全ての頂花蕾は収穫済み、あるいは本日切除された。
さよなら、ブロッコリー。
同様にカリフラワーもバスケットボールサイズに巨大化した花蕾を処分。
画像だけだと分かりにくいと思うが、これも処分している。もったいないと思われるかもしれないが、花蕾の中にはヨトウムシが存在しているので贈答品にもならないのだ。
カリフラワーも収穫できるのは残り1株。どういうわけか相当成長が遅かったカリフラワーだが、結果としては成長が遅くてよかった。ちょうどいいサイズで収穫できそうだ。
繰り返しになるが、ブロカリの収穫が遅くなったのには理由がある。
仕事上、11日間の出張を余儀なくされたから。やむを得ない理由だとしても、返す返すもったいないことをしたなぁと思っている。