自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

2月の終わりの緑肥

 

当菜園では緑肥を用いた土作りを行なっている。

 

 

このブログの書き出しはよくある書き出しでいったい何回この書き出しを用いたのかきになるところであるけれど、数える方がめんどくさいので

 

         ずいぶんと多い

 

とだけ書いておく。

 

 

仕事柄、数字で置き換えることや数字で語ることが多いので数字にしたいと思ったのだけれど、数える手間がまさってしまい、

 

       仕事じゃねぇんだからな

 

とか言い訳。

 

そう考えると人間という生き物は曖昧性の中で生きているんだなぁと改めて認識した。

 

 

 

 

***

 

当菜園で現在育っている緑肥は2種類だ。

 

一つはクリムソンクローバーであり、今一つはヘアリーベッチである。

 

 

市道側に景観用として育てられているクリムソンクローバー

 

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寒さで葉っぱが茶色くなっているけれど、暖かくなると枝葉が伸びてきて花芽をつけるのだ。寒さに強い緑肥。一応マメ科

 

 

 

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こちらはヘアリーベッチ

これもマメ科の緑肥で、冬越しする。雑草で有名なカラスノエンドウスズメノエンドウに似ていて素人目には見間違えるほど。

 

 

このベッチは匍匐性で地を這うように伸長していくところが特徴だろう。

 

 

ベッチには雑草の発芽を抑制する効果があると言われており、それをアレロパシー効果とかいう場合がある。忌避成分でも出力しているのかもしれないし、雑草界からは恐れられている存在なのかもしれない。

 

 

ベッチが雑草を抑制する理由はこれではないかと考えている。

 

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この匍匐する枝葉、が理由だ、

 

つまり、地面を這って伸長することで雑草さんの発芽を抑制するというものだ。

 

 

え?

 

 

 

まだ分からない?

 

 

 

 

んでは、これではどうだ?

 

 

ベッチは匍匐性緑肥で地面を這って伸びることで、雑草の発芽に必要な太陽の光が届かなくなることで発芽が抑制されるのではないか、ということだ。

さすがに水分は制御できっこないので太陽光を遮ることで地表付近の気温も上がらずに発芽を抑制するということになろうか。

 

 

 

ベッチは開花して種子を付けると発芽率もいいことから雑草化する可能性があるため、しっかりとした管理が必要になる。雑草化させない、という管理が必要だということだ。

 

 

ベッチもマメ科なので根粒は付く。でも見栄えが良くないんでね、どうしてもクリムソンの方がちやほやされるけれど、クリムソン同様にマメ科緑肥としての効能は高いので利用する価値はあると思う。

 

 

やがて3月に入る頃にはもっと大きくなるだろう。