当菜園では、いわゆる連作障害による被害を最小限にするために間作として緑肥にの栽培を行なっている。緑肥によって地中の戦中密度を低減させることで連作障害が起こりにくくしているのだ。
この緑肥栽培を導入してからというものの、連作障害らしい症状を見かけることは格段に少なくなった。
直近での連作障害の事例は、3年連続同じ場所でサトイモを栽培した時に見られた生育不良による収量悪化、くらいなものだ。
もっともこれは間作としてエンバクを挟んでいないので純粋に連作障害。エンバクを挟んでいたらこのような結果になったかどうかは分からない。
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昨年秋作ではニンジンの発芽が思うような成績にならずに大変苦労した。
おかげで年内収穫はおろか、根部の肥大化さえ危ぶまれたくらい。
発芽不良の要因はおそらく地中または地表面の温度不良で発芽適温ではなかったからではないかと見込まれる。ダイコンもコカブも発芽が揃わなかったし。
だから気象条件等の外部要因での生育不良だと片付けることも可能なんだけれど、ここは一度土壌をリセットするのが良いのではないかということを考えついた。
つまり市道沿いの根菜類エリアにエンバクを播種するのはどうか、ということだ。
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現在、
ネットと支柱を撤去した後の様子だが、市道沿いにはニンジンが収穫されずに、今もなお生育を続けている。
雑草さんがボーボーしているので雑草処理をしていたら、だんだんとこのみすぼらしい状況が気に食わなくなってネットを撤去したという次第。
ほら、この状況はひどいでしょ?
昨年はクリムソン播種し、コボレダネもあったのでクリムソンが生えてくるのは仕方ないとして、
ナズナとかも生えているのでね、これが気に食わないというわけ。
だから引っこ抜いてみたら
同時に、
ニンジンも抜けた。
3センチくらいの太さにはなっていたけれど、もうダメかもしれないな。
今月中に収穫に至るだけの太さになるのは期待薄だしな。
潔くニンジンは諦めることにしようかな。
残念だけれど。