自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

美味しいミョウガを収穫すべく10年以上経過してはじめて管理作業を行なった家庭菜園的活動家

 

家庭菜園の醍醐味は、しいものを欲しい時に欲しい分だけ収穫できること、ではないだろうか。

 

 

え? 

 

 

諸説ある?

 

 

ええ、ごもっとも。

 

 

 

 

***

 

夏野菜の多くは収穫が一度きりではなく、複数回とか複数個とか連続的に収穫できる野菜が多い。一方、冬野菜の多くは一度収穫したら終了、みたいな野菜が多い。

 

 

また、一度植えるとしばらくは収穫が続く野菜もある。アスパラのように10年近くも収穫が続けられる野菜もある。

 

 

 

え?

 

 

諸説ある?

 

 

ええ、もちろん。

 

 

 

 

***

 

我が家の東側の壁沿いにはシンボルツリーであるアオダモという樹木が育っているのだが、その株元にはミョウガも生息している。

 

実は10年以上も前にミョウガの根株を植えた。

 

以降、収穫することなく、っていうか、収穫すべき蕾が確認できたことさえないままに時が過ぎてしまった。

 

そして2020年9月。

ミョウガの旬をはるかに過ぎた頃になって見つけたのだ。

 

あ、これはミョウガではあるまいか、と。

 

 

 

旬は過ぎていたし、季節も秋だったのでアクが強くてアク抜きがしんどかったけれど、それでミョウガはうまかった。酒飲みにはたまらない薬味に違いなかった。

 

 

なので酒飲みとしては2021年の旬の時期にミョウガを味わってみたいと思うわけだ。

ということで10年以上経過してはじめてミョウガに対するお世話を行うことと相成った。

 

 

ミョウガはここにいる。

 

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え?

 

 

どこ?

 

 

 

あ、そこに、なんですけど・・・。

 

 

 

 

***

 

本当にそこにいるのか確認したくなって地表面の残渣を避けてみた。確か昨年、この地で収穫したのをオボぺている。だからここにいるに違いない。

 

 

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あ、根っこだね。

いる、いる。健在のようだ。

 

 

ここは剪定した残渣などを積み上げておいたので少しずつではあるが土の状態が改善している。

もともとミョウガアオダモの株元に定植したのだが、ここまで伸びてきたということは生育環境が良いからこっち側に伸長してきたのだろうと予測した。

 

 

 

 

このままむき出しておくわけにはいかなのでここには腐葉土的な腐食分を積み上げておきたい。

肥料は・・・? まぁいい。

 

 

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まずはアオダモの落ち葉を被せた後で、

 

 

 

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腐葉土的な腐植を積んでおいた。

気が向いた時にボカシでも散布しておくかな。

 

 

 

こんなにアバウトでいいのかと思うのだが、ノー管理状態で10年以上は生きてきたんだ。人間よりもたくましいではないか。

 

さて、酒飲みの欲望のために立派なミョウガになるんだぞ、と祈りつつ次の作業に移った。