このエントリを書いているのは実は7/25なんですが、何やら台風が来るみたいですねぇ。ということは雨が降るということですね。
関東地方に直撃するとかいうことらしいですがどうなんですかね?
最近は雨が降っていないので雨をもたらしてくれるということで歓迎するとしましょうか。洪水とかそういうのはナシでね。
先日、秋冬野菜専用エリアの1回目の耕耘を済ませていますが、雨をやり過ごして次の耕耘、というのが例年のストーリーです。
そういう意味で雨が降るのは嬉しいのですが、その前にやることがあります。
本来ならば雨が降ってから肥料等を散布し、再度耕耘するというのが常ですが雨降りのタイミングは難しいですし、雨後耕耘するとなるとさらにタイミングが難しくなります。なので肥料等は散布しておいて雨をやり過ごし、圃場の水分量などを勘案した上で2度目の耕耘を行おうと思ったのであります。
ですのでHC(ホームセンター)で有機肥料と苦土石灰を購入しました。
有機石灰ではないのかって?
そうですね、播種定植まで1ヶ月以上ありますので苦土石灰でもいいかなと。
それに台風による雨が降ると言いますのでいくぶんアルカリを強くしてもいいかなと思った次第です。苦土の補充もしたいですし。
散布するのは、①根菜類を栽培するエリア ②秋冬野菜の主エリア です。
まずは①の根菜類のエリア。
市道沿いをまるっと写していますが、根菜類を栽培するエリアはその奥です。
次に②ですが、
ここが秋冬野菜を栽培する主たるエリアですね。ここに苦土石灰と有機石灰を散布していきます。
使用する苦土石灰はこちら。
ま、よくある苦土石灰ですね。特筆すべき事項はありません、多分。
酸度調整をするのに消石灰を使用する方もいますね。当菜園では消石灰を使用することはありません。ほとんどが有機石灰なので即効性はないけれども効果が持続するということで有機石灰を使用し続けてきました。
今回は苦土石灰です。苦土分を補充しようと思って苦土石灰にしてみた、ということですね。
種類は苦土石灰ならなんでもよかったのでこだわりはありません。
こんな形状ですが、特に言うことはないですね。
次は有機肥料です。これは毎度毎度同じようなものを使用しているのですが、
この、EM菌入り、とかいうやつですね。使用実績もあるし、即効性はないけれど持続的に肥効があればいいなと思って使用することにしています。
あ、化成肥料も使いますよ。あれはサプリメントですからね。必要に応じて与えるようにしています。
秋冬野菜だとハクサイとかブロッコリーくらいにしか使用しないかなぁ・・・。残りの野菜は元肥一発で十分なんですよね。
この有機肥料は、パッケージ表記によると
N:P:K=2.5:3.8:3.4 ということで窒素分少なめ、ですね。これがいいんですよ。秋冬野菜は窒素分を多く必要とする野菜が多いですが、足りないなと思ったら化成肥料を与えればいいのです。
最初から窒素分を多めに投入しますと害虫さんが大発生するんです。これは経験則ですが、秋冬野菜栽培は肥料は少しずつ様子を見ながらというのが鉄則です。
ペレット状になっているので散布しやすい、と書いてありましたが、この日はいくぶん風があったので粉状のものだとうまく散布できません。なのでペレット状で正解だったと思います。
これらを炎天下の中散布していきます。
散布そのものは大したことはないですね。
このあとで雨をやり過ごし、圃場が乾いた頃に2度目の耕耘を行うことができればいいかなと。
圃場がカラカラでなければ耕耘機を走らせてもよかったのですが、これでは土のためにはよくありません。なので散布しただけです。雨に当たって少し砕けてくれればいいかな。