その昔、今から40年も前のちょうど今頃、当時の子供たちがやっていたことと同じようにカブトムシなどの昆虫を探し回っていた記憶があります。
当時は雑木林があり、雑木林の中ではシイタケ栽培する農家さんとかも多く、ホダ木がたくさん積まれていたと記憶しています。
ホダ木は用済みになった苗床の樹みたいなものでして、樹の栄養分全てがシイタケなどに吸収され、腐熟が進んだ上に割れやすい状態になっています。
カブトムシやクワガタムシなどの幼虫はそういった有機物を食べて成長し、夏になると子供達を楽しませてくれるわけです。
しかしながら最近はホダ木を見かけることが少なくなりました。だからというわけでもないですが、最近のカブトムシは小型化しているように思えます。クワガタなんか見かけないですし(埼玉県北東部のクソ田舎でも)。
当菜園では落ち葉堆肥を内製していますが、そこにはカブトムシの幼虫が住み着いています。時折、高カロリーな米ぬかをドーピングしているのでそこそこ栄養価の高い落ち葉かなと自負しております。
それでも市販されている「カブトムシの幼虫専用飼育培土」みたいなものに比べたら栄養価は低いです。
カブトムシの成虫の大きさは幼虫時代の大きさに依存すると言います。
なので、この日見かけたカブトムシは幼虫時代に苦労したのかなと思わせました。最近はカブトムシの餌になるような朽ちた樹などが少ないので野生かなと。
愛犬ロクロウの散歩中、
ロクロウのおケツが見えていますが、中央の樹木の株元に、
たまたま見かけたんですよ。
この時期ですので気になってる観察するようにしているのですが、やっとお目にかかれました。
ロクロウに指差して、
「ほら、カブトムシ」
と言ったのですが彼は飼い主を無視しました。
食べられないと判断したようです。