例年ですと11月3日前後に収穫をすませてしまうサトイモですが、今年はなんやかんやありましてこの時期に収穫がずれ込んでしまいました。
特に意味があるわけではなく、料理に使う予定がなかったこととサトイモの収穫の優先順位が低かったことがその理由です。
昨年のサトイモは過去一番の出来でしたが、今年のサトイモはあまり収量がよくありませんでした。要因はわかっています。いや、わかっているつもりです。
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11月某日、この日は午後から菜園での作業。この日のマストはサトイモの収穫。
2021年のサトイモ栽培は、まず定植場所が初めての場所。過去の栽培エリアではなく、初めての場所で栽培することとなりました。
また、種芋を新調して定植することになりました。例年、親芋を再利用することで収量アップを図ってきましたが、今年は初めての場所で新しい種芋ということで、あまり収量は望めないなとは覚悟していましたが、それでも予想よりも少なかったというのが2021シーズンの結果です。
葉っぱを切り落としました。
株元にスコップを入れて株ごとひっくり返すように掘り起こします。
少し前に試し取りをしました。サイズ的には可もなく不可もなくといった塩梅だったと記憶。
そういえばここのは昨年の孫いものだか子芋を植えたんだっけな。
一気に掘り起こしました。
一つ一つの芋のつき具合は悪くはありません。ただ親いもの成長が弱かったせいか、周囲に着く子芋が少ないように思えました。
親芋から子芋を取り外してみると、
収量はこのような感じとなりました。もっとも1kgの種芋からこれだけ収穫できたわけだからそこそこなのかもしれないですが・・・。15kg程度に思えますので15倍増といったところでしょうか。
親芋は持ち帰ります。来年のGW過ぎまで保存しておきます。さらに大きくなったいくつかの子芋も持ち帰り、種芋に再利用します。
これが親芋ですね。
あまり大きくなっていませんね。おそらくは無肥料だったのと、初めての場所で肥料分が残っていなかったことが要因ではないかと。
次は子芋です。これも来年に持ち越します。
ま、小さいので食べてしまっても良いのですが・・・。
これらを持ち帰り、籾殻の中で一冬越えてもらいます。いくつかは腐ってしまって使い物にならないかもしれませんが、それでも半数以上は冬越しできますのでね。しっかり面倒見ていかないとですね。
来シーズンは定植場所を考えないとなぁ・・・。
今年と同じ場所でもいいけれど、ちゃん土作りしないとダメってことだな。いかんせん肥料分ゼロだったからね。そもそも定植エリアとして想定していなかった場所だから仕方ないけれど・・・。
今年は散水しないで済んだけれど用水路沿いはマストだよな。
サトイモの定植場所のローテーションはなかなか難しい。