3月に入って早々に体調を崩した。
症状的には新型コロナと似たような症状で微熱、倦怠感など無理やり当てはめようと思えば新型コロナではないかと思えるような症状に苛まれた。でもビールはしっかりとビールの味がしたしクラシックラガーとスーパードライの味の違いもわかった。喉の痛みもなかった。
とはいえ、先日陽性者と接触したとCOCOAに言われたし、でもそれにしては症状が出るまでに時間がかかりすぎる。こりゃ、念のためにPCRでも受けてみるか、ということでPCR検査を受けた。
当然に結果は「陰性」。
先日菜園に出た時に汗をかいたし、夕方の愛犬ロクロウの散歩も薄着で出てしまい、しかも北風が強く吹き始めたタイミングであったのでそのせいで体調を悪くしたのだろう。心当たりはあった。
現在では発熱も倦怠感もなく、相変わらず、クラシックラガーとサッポロラガーの味の違いもわかる。
やれやれ、問題ねぇな。
***
先週少し体調を崩していたので、先の週末の朝のウォーキングは久しぶりだった。
早朝のロクロウの散歩を終えるとそのまま外に出た。時刻は午前6時30分前。いい時間だ。
自宅から西に向かい、水田の灌漑用に敷設された用水路沿いを目指す。ここは埼玉県有数の田園地帯だ。いたるところに用水路が張り巡らされている。
10分程度西に向かって歩くと用水路沿いに。もっとも北に向かって最短ルートで用水路に出ることもできるのだが気分次第でルートを変える。今日は西に行きたかったのだ。
この用水路は水田の灌漑用のために農閑期には放水はない。用水路沿いの樹木も春を迎える準備をしているように見える。
ソメイヨシノかわからないけれど、
蕾も大きくなってきた。暖かい頃に歩いたことはないので品種も何もわからない。
近くには梅の木もある。梅の開花も遅めなのかな?
ほのかな香りがいい。
しばらく西に向かい、この用水路の起点を目指す。
もうまもなく起点を迎える。距離にして多分1km歩いたかどうかだな。
この用水路沿いは散歩コースとして整備されており東進すれば20km以上歩くことができる。
もともとこの用水路は見沼代用水と呼ばれる水路から分岐されたもの。見沼代用水も利根川の堰からの分岐で東京都まで流れが続く(確か続いていたはず)。
見沼代用水沿いに出た。
しばらくは南進しその後南東方向に歩みを進めることとする。いつものコースだ。早朝の散歩のいいところは人間がいないところだ。犬猫さえ通らない。
日差しはだんだん力強さを増してきて
背中にはじんわり汗を感じるくらいだ。風邪引かないようにしないとな。
この辺はちょうど住まいのある市と隣の市の境目あたり。用水路の対面が隣の市。見渡す限り田園地帯であることが共通している。
しばらく歩く。
腹減ったなぁとか晩御飯どうしようかな(朝食も食べていないのに)とか考えながら歩く。
毎日歩いていると日焼けしそうだ。
代わり映えしない風景。でもそれがいい。
県道を渡り、さらに南東方面に向かう。周囲は相変わらずの景色だ。
太陽が入らなくなった。日が高くなった証拠だ。時間にしてまだ1時間も歩いていない。45分くらいかな。何ヶ月も歩いているとおおよその時間も分かってくるようになる。
奥に見える建物は大手物流会社の物流拠点。あの建物の手前で左に曲がる。北進するためだ。
時折見沼代用水を眺める。水量は少ない。利根川からの放水がないからだろうしそもそもこの見沼代用水も灌漑用として江戸時代に整備されたものだからね。
水量が少ない時期でも魚はいるらしい。水面がゆらゆら動いているし魚影も確認できた。鷺に食べられないようにね。
進行方向に対して左、つまり北側に目を向けると自宅がある方面。ぐるっと回って自宅を目指す。
しばらく歩く。
この交差点を左折する。
左折ししばらく歩くと、
いつもの風景。この安心感ときたら・・・(笑)
ここまでくれば自宅まで20分というところかな。
小麦も大きくなってきた。この辺の小麦はうどん粉になるようだ。
ふと、左に目をやると、
先ほど歩いていた見沼代用水が見える。白い柵みたいなやつがフェンスだね。あそこを歩いていたというわけだ。
さらにしばらく歩くと、
見慣れた光景。
ようやく自宅へたどり着いた。
だいたい12,000歩歩いたようだ。時間的には75分くらいだった。
ほぼほぼ週末はこのような形でウォーキングしている。歩くのが目的なので歩く以外に何も考えない。せいぜい考えるのは献立くらい(笑)