まだこの時点(画像を撮影した時点)では雨が降っていませんでして、雨が降らないのにカボチャは元気だなと思っておりました。
雨がなさすぎてスイカが枯れそうだなと思っていたのにカボチャが元気なので
皆、たくましいな
とか楽観していたのであります(後日「楽観」の意味がわかると思います)。
で、そのカボチャなんですが、2022シーズンは久しぶりの栽培でして2品種栽培しております。いずれもメジャーな品種なのでね、皆さんもご存知だと思いますが一つは「えびす」、今一つは「九重栗」です。
カボチャもね、気温や地温が高めで安定的ではないと活着はおろか生育しないという野菜ですが、多くのHCではGW頃に苗が売られていますよね。GWの時期に購入しても、やれホットキャップしろとかアンドンやれとかとにかく口うるさいんで、あまりカボチャを育てようという気が起きなかったわけです。
それがどういうわけか、2022シーズンは雑草対策の名目で栽培することにしたのですね。
で、思ったよりも梅雨明けが早かったもんですから毎朝菜園に行くことができていますので雑草駆除がルーティーンになりました。つまりは結果としてあまり意味がなかった、ということになりました。
ま、せっかく定植したのだからいくつか収穫できるようにするかと思ったのはいうまでもありません。
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まずは「九重栗」から。
うどんこ病も見られず順調な様子です。
でもですよ、この画像に少し違和感を感じませんか?
そうです。
ここです。
左の花は地面から出てきたわけではなく撮影用に刺したものです。
左の花は雄花。
右の花は雌花、ということで人工授粉でもしてみようかなと思い立ったわけです。
雄しべ、雌蕊のつき方が違っていますので一目瞭然でしたね。
なんとなく雄花は雄花っぽいし、雌花は雌花っぽいです。
人工授粉の手順は簡単です。
雄花をちぎって、
雄しべを出しておきます。
で、雌花にGo、ですね。
周囲に花粉をつけて最後に中央部にも花粉をつけてやります。満遍なく、ですかね。
役目を終えた雄花は賢者タイムののち、枯れ果てます(笑)
一方、「えびす」はと言いますと、
だいぶ大きくなりましたね。
違うアングルから
花がいくつか確認できました。
「九重栗」同様に雄花と雌花がありましたので
こちらも人工授粉しておきました。
「九重栗」は一つ着果が確認できていて間も無く収穫、なんですが2個目がまだでしたので今回の人工授粉に期待しましょう。
「えびす」はまだ着果を確認できていませんのでぜひとも着果して欲しいですね。