当菜園では年に2回エンバクを播きます。
野生種のヘイオーツという品種のエンバクを播種しますが、その目的は(当ブログの熱心な読者の方であれば)お分かりかと思います。
当菜園を運用し始めて10数年経過していますが、当時からエンバクを作付体系に組み込んでいました。当時は2ヶ月栽培した後で草刈機で刈り込んで、スコップを使いながら人力で鋤き込んでいました。これがかなりしんどい作業でしてね。最近では耕耘機で表層に鋤き込むことにしております。
エンバクを播き続けて実感したのは
本当に連作障害が起きにくい
土が良くなった
ということです。定量的に説明できれば説得力が高まるのだと思いますが定性的な説明で申し訳ありません。
現在の春夏野菜専用エリア。
春夏野菜は傾向的に接ぎ木苗を使うことが多いので連作障害のリスクはだいぶ低いのですがそれでもセンチュウ密度低減効果もあることからエンバクを播き続けていると言っても過言ではありません。
秋に播種するエンバクはそのまま一冬越させて春になってか鋤き込むようにしています。冬の間裸地にしたくないからです。もっとも寒中に晒して消毒ということもアリなのですがね。