このあたりの地域では田植えが始まっている。品種の関係なのだろうか、この辺の地域は特に遅い。例年、6月になるかならないかの頃に田植えをしているようだ。
このように田植えの準備がちゃくちゃくと進行している一方で、まだ代掻きの済んでいない圃場やムギが植えられている圃場もある。水さえ入っていない田んぼすらある。
ムギを刈り取ってから圃場を整理して水を入れて代掻きしてというのでは田植えは6月下旬頃になってしまうのではないか。ま、それでもよいのだろう。もう少し早めに田植えをしてくれれば、用水路に水が入るのも早くなるのに、と毒づいてみても仕方がない。
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当菜園には用水路に水が入ったことで大きく成長出来ているモノがある。
そう、エン麦だ。これは秋冬野菜専用エリアのエン麦。播種してから雨が一滴も降らず、GW中にも雨が降らず、最終日にようやく用水路が解放されたから散水出来たものの、解放が遅くなっていたらと思うとエン麦がダメになっていたかもしれない。実は、この秋冬野菜専用エリアにはエン麦の他に異なる緑肥を播種している。
雑草のように見えるけれども、これはソルゴーだ。昨年使用したソルゴーのタネが余っていたので秋冬エリアに播いてみたわけだ。無事に発芽したし、無事にここまで成長してくれている。気温が高めであることが要因なのだろう。
こうして見るとソルゴーの発芽率もなかなかのものだ。中には野鳥に食べられてしまったタネもあったろうが、これがそこそこの大きさになってくれたら粗大有機物が確保出来る。当菜園ではすでに秋冬野菜栽培の準備が進んでいるのだ。
これによってそこそこの粗大有機物が確保出来そうだ。今年は人力による鋤き込みをせずに、耕耘機で混ぜ込んだ後、セスバニアを播種する予定。