当ブログ管理人の自宅近くに すき家 というチェーン店がある。近くではあるが利用することはない。
吉野家といえば、学生やらガテン系の方々が好んで食すイメージ。個人的には牛丼があまり好きではないので吉野家とかすき家とか違いは分からない。
吉野家の看板を眺めながら吉野家はその昔経営危機に陥ったことのある企業で、確か日経の「私の履歴書」に誰かが偉そうに何かを書いていたことを思い出した。現在の業績がどうなのかは分からないし興味もないけれど、ここ数年は吉野家で牛丼を食べるという選択肢を持ちえていなかった。
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実はこの日は吉野家の近くにあるカーディーラーで車の点検を受けていた。窓から吉野家の看板が見えて、今この時間が昼時であることに気がついた。
気づいてみれば腹が減ったなと思った。
やがて車の点検が終了し、担当者が通りいっぺんの説明をしてくれたがアタマの中には入ってこなかった。だいたい購入して1ヶ月で悪いところが見つかるほうがおかしいのだ。
ふと、気になって細君に「昼ごはんどうする?」と訊ねてみた。返事はなかった。自宅で掃除機やらなにやら活動しているからではないかと推察した。
自宅へ着き、細君に「昼ごはんどうする?」と聞いてみた。
細君は返事が出来なかったことを詫びながらこう言い放った。
「なんかがっつりと食べたいね」
「がっつりというのは例えば牛丼とか?」
「そう、吉野家がいい」
そして吉野家で牛丼を食べた。
久しぶりだったがかなりおいしかった。