さて、耕耘も終わった。
定植する予定の苗も、播種する予定のタネも、準備が整った。
あとは播種定植を残すのみとなった。
令和元年9月1日日曜日、12時10分、作業が始まる。
当菜園は原則的に、マルチ栽培+防虫ネット仕様の栽培手法を採用している。だからマルチを敷く為の畝立てや畝の整地、マルチ敷きは一連の作業として行う。
昨年は変な気候だったのでマルチもネットもしなかったし、今年の春はキャベツでネットをしなかったら虫食いで全滅という憂き目に遭った。
だからこの秋はネット仕様でいくと決めている。
マルチを敷く。
畝を立て、マルチを仮置きする。畝の両端を三角ホーと呼ばれる農具で溝を掘ったあとマルチの裾を埋めていく作業を行う。これが足腰を傷める最大の難所なのだ。
マルチの裾を埋める溝は直角に掘る。例えば、動画サイトなどでマルチ敷きの動画を視聴するといろんな方法を確認することができるが、なかなか直角に埋め込むみたいなやり方を採用している菜園は少ない。だって、めんどくさいから。
垂直にマルチの裾を垂らしたらぎゅっと土を寄せて畝と挟み込むイメージ。おわかりになるだろうか?
マルチの裾を足で抑えたら右足で土を寄せていく。その際、畝に寄せた土を押し付けるように右足を当てて裾が剥がれないようにする。
こんな感じに完成。
さらに必要な畝の数だけ同じ作業をひたすら繰り返すので足腰が悲鳴をあげる。
メインの圃場。
市道側。
はみ出したエリアには葉物を栽培するためここもマルチを敷く。
ただここは全面にマルチングをせずに半分マルチ仕様、残る半分はマルチなしで運用する。ちょいと試したいことがあるからだ。
こうしてマルチングは終了。
・・・。
ハァー、ハァー、ゼェゼェ。
(あー、しんどい)
時計を見ると14:30だった。