今朝も寒い。だが一日の中で最も寒いのは夜明け寸前。週末は陽が出ているのに気温が低かった。風も強く吹いたので陽が出ていなかったらもっと寒かったのだろうと思うと雪国や北国に住む人が思いやられた。
当ブログ管理人は関東地方に住んでいるので雪が降ると大騒ぎ。積雪ウンセンチで大騒ぎしちゃうのだからね。土曜日には関東地方平野部でも雪が舞ったそうだ。
「舞ったそうだ」と書いたのは雪が舞った時間帯には栃木県の宇都宮にいたからだ。当然に宇都宮も雪が舞った。いや、舞ったのではなく、降った。短時間ではあったがまぎれもなく雪が降ったのだった。
さて、宇都宮にいたと書いた。
宇都宮と言えば栃木県の都市であり新幹線も停車する駅を有している。ふとしたきっかけで宇都宮に出かけることになったのだが本日からはその顛末について記す。
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いつのことだったか、あるTV番組で車を借りることが出来た若い男女が餃子を食べに宇都宮までドライブしたという話を観た。別に宇都宮までドライブというのは珍しいことではないのだけれど、その番組に出ていた若い男女がとてもおいしそうに餃子を食べているシーンを観て是非ともその現場に行きたくなったのだ。それに餃子は細君の好物でもある。
そこで、金曜日の夜に思い切って細君に尋ねてみた。
「明日、宇都宮に行こうか」
「餃子?」 彼女はかなり勘がいい。 「そうさ」と世帯主。
「いいね」と細君。
こうして土曜日に宇都宮に行くことが決定した。もちろん電車旅。車よりも電車のほうが速いし、宇都宮の餃子を食べるには宇都宮駅周辺が便利だということを知っていた。
通勤時に使用する最寄駅まで 車で行き、そこから普段は乗車しない下りのホームで電車を待つ。電車に乗ること1時間少々で宇都宮。あっという間だ。
いかんせん初めて来た駅。とりあえず廻りを眺めてみよう。
東口に「みんみん」というお店があることは知っていた。だから東口に降りてみた。
さすが、餃子の街だ。
宇都宮には11:00頃に到着したが「みんみん」で食べるよりは「来らっせ」というフードコートみたいなところで食べるのがよいのではないかと判断し、西口からバスで「来らっせ」に向かうことにした。
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晴れていたけれどとても空気が冷たく、寒かった。東口よりも西口のほうが栄えているような気がした。東武宇都宮駅が西口の先にあるからだろうと推察したが、
「大宮とか浦和とかと変わらないな」
と思いつつ、餃子があるだけ宇都宮のほうがいいなと呟くと、苦笑した。細君も笑っていた。