自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

本当に成果を重視している人なんてほんの一握りでは?

今週は月初の忙しさから脱却して少しだけ自由になれる。あ、仕事の話。だがこういうときこそ、時間を有効に使わねばならない。時間は有限だからね。特に納期に縛られたタスクはないから、時間がなくて着手出来なかった事柄に集中的に取り組むことになる。

だいたいにおいて日本人は長時間働き過ぎだ。長い時間働けばよい仕事ができると思っている風潮がよろしくない。問題は成果だ。時間ではない。短時間で成果が出れば短時間労働でもいいじゃないか。その職務において今何に答えを出すべきかが明確ではないから、次々とどうでもよい仕事が回ってくる。それらの仕事の99%はゴミのような仕事だ。いつまでたっても仕事が終わらなくなる。だから長時間働くことになる。いったい、その日のアウトプットは何だ? それが不明確だからダラダラ仕事をする羽目になるのだ。だって成果主義でしょ? 成果を出せばいいじゃない?

 

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ブロッコリーとカリフラワーが適期を迎えた。少し小ぶりだけれど、株数が多いから早めの収穫だ。

 

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勤務先であったディスカッションで冒頭に書いたようなことをしゃべった。ディスカッションのテーマは「スペシャリストを目指すべきか、ゼネラリストを目指すべきか」であった。

当ブログでも何度かエントリしているように、これからの時代は誰もが出来るような、または定型的な仕事はすべてコンピュータがやるようになる。今、人間があくせくして担当していることの多くは全て機械がこなすだろう。日本の会社の多くがそうであるようにいろんな部署を経験して、というゼネラリスト志向も今後は通用しない。もちろん、スペシャリストでは物足らないんだ。これからは「プロフェッショナル」を目指すべきだ。不確実性の時代にあって、答えのない問題ばかりが山積することになる。そのとき求められる能力は知的生産性であり、日の目を見てこなかった"何か”を創造することなのだ。

でも多くの人間は過去の成功体験から抜け出せずにいる。ソニーなんかもそうだ。イノベーションのジレンマで、その地位を奪われたのだ。凝り固まったアタマをしている上司たちの蒙をひらかせるのは容易ではない。なぜって、彼らは後少しで定年だからorz

・・・なんてことまでしゃべってしまった。

まぁいいや。誰が正しいのかは歴史が証明するだろうから。人間は自分で思っているほど変化を好まない。特に既得権益をもった人などはその傾向が強い。実力なくして上に行ってしまったからだ。だからしがみつこうとする。こう指摘すると顔を真っ赤にして怒るのも既得権益を持った人だ。「我々をバカにしているのか」と。

 

本当に実力があるのなら、その地位にふさわしい能力を見せてよね。