自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

今年はアオムシの登場も早い

先日、果菜類の苗を物色しにHCへ出かけた。休日とあって苗を求める家庭菜園愛好家たちが列を成していた。あーでもない、こーでもない言いながら苗を物色する様子はさながらお見合いパーティー(合コンか?)に参加する適齢期の男女のように見えた。

かくいう当ブログ管理人は“とりあえず”HCに来たものの、その日に苗を入手する気になれなかった。理由はいくつかある。第一に雨が降りそうにないことが分かっていたこと。第二には「まだ早い」と思ったことが挙げられる。

「まだ早い」と思ったのはこうだ。本来時期的には果菜類の定植はGW明けくらいがよい。だから時折吹く冷たい北風や強烈な南風に抗うためには防風対策が必須だ。世間ではビニルトンネルとかあんどん仕立てなどで防風に努めているのだが、今年に限って言えばかなり高温傾向なのでビニルトンネルは温度管理が難しくなる。あんどんは見た目がよろしくない。つまり、時折吹く暴風が収まるのを待って定植したいというわけ。沖縄が入梅すれば防風対策が不要になるので出来るだけ遅くしたい、ということだ。

・・・というわけで調達しなかった。

 

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菜園に出てみると、雨が降らず圃場はカラカラだ。やることは間引きなどの管理作業だ。まずはキャベツを見てみた。品種は金系201という品種。

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おや? 害虫被害だ。

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青いヤツがいる(笑) その後、青いヤツはピンセットで摘まれて圃場外に出されてしまった。害虫にやられている株は限定されていた。つまりは弱い株ということになる。健全な株は害虫にやられない。

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全体として健全だが、中には

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このように少しトウが立ちそうな株がひとつあった。これだから春作は難しい。それとも品種の問題なのだろうか?

いかんせん、無農薬でやっているので虫の一匹や二匹は当然いる。そのときはピンセットで捕まえればいいのだが、トウ立ちだけはいかんともしがたい。

今のところ、ブロッコリーやカリフラワー、レタス類には被害は見られていないことだけが救いだな。