幾人かの方が当ブログを覗いて下さっている。スターまで付けて下さる方もいらっしゃる。感謝申し上げたい。はてなに移ってからあまり日が経っていないのでスターの意味とかさっぱり分からなくて今もおろおろしているのだが、こんな家庭菜園活動家のブログを見て頂けていることを糧に日々エントリを続けていきたいと思う。
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画像は先の日曜日に撮影したものだ。この地域ではまだ本格的な稲刈りシーズンは来ておらず、いくぶん穂は垂れつつあるが、稲刈りまでにはもう一息といった様相だ。もっともこの地域の品種は田植えも遅かったくらいだから、その分稲刈りも遅いのだろう。早く新米にありつきたいものだ。手伝ってくれ、と言われたら喜んで手伝うつもりなのに、未だに誰にも声をかけられていない。愛犬と一緒に、声をかけられるつもりで散歩に出かけているのだがね。台風もどきの影響はなさそうだ。
現代農業においては田植えも稲刈りもすべて機械化されている。だから手伝えとは言われないのかもしれない。素人は手を出すな、ということかもしれない。でも自動草刈り機とか自動追肥マシーンは未だに発売されていない。相変わらず工数のかかるのがコメ作りなのだが、現状そういう人間が手をかけている作業を代行する機械が現れるのだろうか? softbank社がロボットを発売するけれど、いずれはそういうAIを備えたロボットによって「そろそろ追肥した方がいいんじゃね?」とか「あそこに生えてた草を取って来た」というふうに人間の行動パターンを学習してやり出すようになるのかもしれない。あるいは昨年のコメが余っているくらいだから、そんなにコメ作りに対してのロボット需要は盛り上がらないのかもしれない。いずれにしても人間の作業がロボットに取って代わられるということは容易に想像出来る。
例えば、こうだ。
現状、多くの人間が行っている仕事の多くは定型作業だ。そういう定型作業はAIを備えたロボットに覚え込ませることで代替が可能になる。さすれば、人間は不要だ。少子化の時代、労働力の低下による生産力の減少、すなわちGDPの減少が予測出来るだけにロボットに期待することはある意味では仕方のないことだと言える。だから我々はロボットに取って代わられる程度の仕事をしていてはいけないのだ*1。初期費用はともかく、人件費の掛からない、しかも疲れを知らないロボットの労働力は半端ない。ロボットには労働法規の適用はないのだから(笑) だから企業側は考える。ロボット以上のアウトプットを出せる人材を求めるべきだ、と。逆にロボットで代替出来るような仕事をさせるくらいなら、その程度の人材は不要だ、と。そういう人材はロボットを管理してくれればいいとはならないだろうから。
とはいえ、ロボットは高価だから中小企業含むすべての企業がロボットを導入出来る訳ではない。それはもっと先の話になるだろう*2。
時間が来たら愛犬の散歩に行ってくれるロボットとか、時間が来たらご飯を与えてくれるロボットが出てくれば、それはそれで使用価値があるかもしれないが、ウチの愛犬のような気難しく、番犬にもならない犬の相手が出来るようなロボットはなかなか出てこないだろうなぁ・・・、などと考えながら散歩した*3。
だが、こんな愛犬ロクロウも、稲刈り後の圃場を見かけると全力で突っ込む。
突っ込む圃場と突っ込まない圃場があり、彼なりに好みがあるらしいのだが。
どの犬もそうかもしれないけれど、稲刈り後の田んぼの匂いが気になるのかな?
・・・ということで、我が家の愛犬ロクロウは散歩の距離が伸び始めた。