自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話。たまに出てくる仕事の話はストレス発散目的

2015シーズンの安納芋栽培記録 ※16/05/16タイトル変更

2015シーズンに収穫した安納芋は自宅の玄関に転がっている。しかも段ボールに入れられて栽培主に食されるのを待っている。

同様に別の段ボールにはサトイモも放り込まれていてこれもまた栽培主に食されるのを待っていようだ。

自宅の玄関にはキャベツやらダイコンやいろんな種類の野菜が転がっている。

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2015シーズンの安納芋は例年通りのGW頃の定植であった。収穫も例年通りの11月初旬であり、収量は2014シーズンよりも若干多かったという結果であった。

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記録には2015年4月25日に安納芋の苗を定植するための畝作りを行うため、耕耘機を使用して耕耘したとあった。

前年、つまり2014年11月の収穫後にライ麦を播種した。翌4月には刈り込んで軽く鋤き込んであった。でもあまり粗大有機物を生産できなかったので腐植を作るという意味ではあまり意味がなかったかもしれない。

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これが耕耘し終わった様子だが、画像を見ると春っぽい感じがとても懐かしく思える。

2015年5月6日、安納芋の苗を定植した。定植前日まで水を吸わせていたのだが、後日知ったところによると、安納芋は定植前には水分を吸わせておかない方がよいらしい。

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苗の定植後、マルチと苗が接触して苗が傷まないように刈り込んだクリムソンクローバーで畝を被覆している。マルチとの接触が原因で苗が消滅するということはなくなったが、その他の原因で苗が育たずに消えてしまっている。

定植から1週間後の様子。

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さらに苗を定植してから約2週間後、春特有の強風が吹き荒れた。苗の消失はひょっとしたら春に吹く強風が原因なのかもしれない。

メモによれば2015年5月23日とある。

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マルチ代わりに被覆したクリムソンクローバーも一部が吹き飛んでいる。周囲の土がマルチにかぶさっているのがわかるだろう。こんな風が吹いたのだ。

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こんな感じで苗が消失してしまった。安納芋のみならずサツマイモは霜とか冷風に弱い。この時点ではすでに沖縄地方は梅雨入りしていたと記憶しているが、沖縄が梅雨入りすると春特有の強風は収まるはずであったが、そうした経験則は役に立たなかった。

6月に入ると本格的な成長が始まる。2015年6月6日の様子がこれだ。

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新葉も展開し出してその後の成育ぶりを示唆してくれているようだった。日差しが初夏っぽくてとてもよい。

2015年6月20日。

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畝の周囲には雑草さんも勢いよく生え出し雑草さんとの戦いも同時に始まろうとしていた。ここまで伸長してくれればあとは雑草管理さえしておけば晩秋にはおいしいイモが収穫できる。

2015年6月25日。

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あまりにも周囲の雑草さんがヒドかったので思い切って除草剤を散布している。この年の夏はあまり菜園活動に時間を費やすことが出来なくてやむなく除草剤を散布した次第だ。カヤツリグサという防除が難しい雑草がはびこっているのでラウンドアップを散布したのだ。

2015年7月20日。

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結構もさもさしてきたのが分かる。やはり気温と湿度と雨が必要な証左であろう。種子島とかあっちの方の原産だといわれるくらいだから高温多湿に加えて適度な雨も必要だということが分かる。しかも当菜園はマルチをかけてあるから余計に乾燥するのかもしれない。

2015年8月16日。

蔓返し、除草に加えてカキ殻石灰を散布している。

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8月前半までは猛暑があったけれど、中旬を過ぎる頃には少し涼しさが加わり、適度に夕立なんかも来てくれた。いくぶん秋の訪れが早かったような気がしたが自然のことだから文句を言っても仕方ないし、文句を言う筋合いもないので黙っていた。

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8月も下旬ともなると秋冬野菜の播種定植の準備が佳境に入っている。また堆肥BOXには次世代のカブトムシさんの幼虫も住み着きだしていた。

2015年8月30日。

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過ぎ去る夏を惜しむかのように葉を展開させている。このあと光合成により地下のイモが肥大化を始める頃となる。

思えばこの年の夏はほとんど家庭菜園的活動ができずにいた。秋冬野菜の播種定植も天候不良などで短期間での作業となり、また播種定植時期がずれ込んでしまったものもあった。なかなか苦労した晩夏であった。

2015年9月20日。

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9月の上旬にあった集中豪雨をやり過ごし、気候が安定してきた頃の様子だ。やはり雨が好きなのだろうか、雨後にはかなりの成長があったように思ったものだ。ここまで葉量が多くなったのも始めての経験かもしれなかった。こうなるとイモの付き具合が気になるってもんだ。肥大化の具合を確認するために少しだけ掘ってみることにした。2015年9月23日だった。

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この時点でかなり大きくなっていたことが分かった。でもそれは茎が太い株に限ってのことであり、茎が細い株は肥大化が進んでいないと判断し、収穫は予定通り11月前半にしようと定めている。

2015年10月17日。

この年の秋は秋らしい秋で比較的気温が高めの日が続いた。それでも10月26日には東京地方で木枯らし一号を観測している。木枯らし一号が吹いた後でも暖かい日は続いた。

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まだまだ葉も元気そうに見える。実は結果的にもうこの時期に収穫しても問題はなかったのだが秋冬野菜のメンテナンスが忙しかったために最初に定めた11月前半というスケジュールを守ることにした。

いよいよ、収穫。

2015年11月1日。

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収穫日は天気予報から11月1日と相成った。これは収穫直前の様子だが、もう葉もくたびれていて収穫しても問題なさそうに見えた。

上部に茂る葉をカットし、マルチを剥がすことから始めた。

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各株に付いたイモの数は少なく、少ない代わりに大きめの芋が付いた。これは苗を定植する際の挿し方によるのだろう。

今年の出来具合は「大きい芋が採れた」であり、収穫時期が遅かったがために肥大化が進み過ぎたからだと推察している。収穫後は3週間程度放置するととてもおいしい芋になる。収穫直後に食べても甘くないのだ。

夏場にカキ殻石灰を散布した効果は定量的には分からない。定性的にはなんか甘いような気がする程度のものだ。

安納芋はやはり高温多湿条件下で適度な雨量がないと育ちが悪くなるということを、2015シーズンの栽培を通じて学んだ。むろん当菜園のサツマイモ定植エリアは水はけがよすぎるというのも問題なんだろうけれど、水はけがよい土壌に加えてたっぷりの雨も必要だということになろうか。

苗定植後の、かつ梅雨に入る頃までのいわゆる初期成育で苗を消失させるようなことのない工夫ができればもっと収量が上がったかもしれない。今後の課題になるだろう。

それにしても安納芋は焼いて美味しい芋だけれど、お向かいさんの奥さんはなぜか天ぷらにしたそうだ。

「ねーねー、イモちょうだいよ」とお向かいさんの奥さん。

「焼くのかい?」と栽培主。

「天ぷらにするの。持ってきて上げようか?」と奥さん。

「(きっぱり)いらない」と栽培主。

ひょっとしたら天ぷらにしてもおいしいのかな?

代わりにシュンギクの天ぷらをいただいた。シュンギクの天ぷらはとてもうまかった。