12月最初の日曜日は穏やかなインディアンサマーだったので、日中、ルーティーンの用事を済ませた後に菜園に行ってみた。
その時には特段やることはないなと思っていたのだけれど、そういえば、と思った。
そういえば、安納芋を掘り上げていないな、と。
この日の朝は特に冷え込んだので強い霜が降りた。さすがに地面が凍りつくことはないけれどこのまま放置していては芋も傷むと思い、収穫すること決めた。先延ばしにしていてもいいことはないのだ。
この日は風も穏やかで上着を着ていると汗が出る感じ。いい天気だったな。
それでも朝には霜が降りたので、サトイモの葉は見事に枯れ果てていた。
安納芋は1ヶ月ほど前に試し掘りもしているし、出来栄えも収量もある程度予測できた。そう、昨年並みではないか、とである。
サトイモ同様に霜にやられたために葉が散り散りに。
おそらくはヨトウやセスジスズメの幼虫などは安納芋の葉に取り付いていたと思われるため、この霜で相当数が逝ってしまったのではないかと推察。
まずは、その葉や茎を切除して収穫しやすいように段取る必要がある。何事も段取り八分である。
意図したわけではないけれど、安納芋も定植時には苗を垂直方向に挿したものと水平方向に挿したものがあったようで、掘り上げた芋の形でそれがわかった。
垂直方向に挿すと芋は丸っこくなり、水平方向に挿すと長くなる。これは当ブログ管理人調べによるものであり、一般的にどうなるのかはわからない。後日グーグル先生に聞いてみよう。
どんな野菜もそうかもしれないけれど、株元の茎が太い方が収量が良くなるという傾向がある。我が菜園の安納芋も御多分に洩れず、茎がガッチリしている株の方が収量が良かったのはいうまでもない。
さ、掘ってみるか。
確か、20株程度定植したはずなのに実際に収穫した株数は、先日の試し掘りの時の株を加えても10株もなかったような印象だ。
やはり成長の過程で弱い苗は消滅してしまうのだろうか。
または株間が狭いので、株間を広げた方が良かったのかもしれない。
全てを掘り上げるのにそんな多くの時間は必要なかった。
この他に小さい芋や、割れた芋、食害痕のある芋は廃棄した。廃棄した芋を除く、持って帰るに値する芋たちがこれだ。
こちらは細長い芋で、焼き芋にするにはいい感じの長さだった。あまりに丸っこすぎると火が入りにくいのだ。
細長い芋の方が芋っぽい感じがするね。
一方で、
こちらは丸っこい芋。
撮影後、持ち帰るかをもう一度精査した結果、形の歪なものを中心に廃棄することにした。
これで今年の安納芋栽培が終わった。
昨年同様の収量になった。
さて、どうやって消化しようかな?
誰かもらってくれないかな?