先日、我が細君から
「オクラはまぁだ?」
と聞かれたので、
「そんなに焦ってはいけない。旬の時期に食す野菜が一番うまいんだ」
と説明した。
「まだ旬じゃないの?」
「そうさ」
「じゃ、いつが旬だって言うのよ?」
「夏、さ」
「今は夏じゃないの?」
「もちろん、今は梅雨さ」
「梅雨って季節なの?」
「そうだよ。今では立派に市民権を得ているんだ」
「ふ〜ん」
彼女は納得しがたいという体で世帯主の説明を聞き流している。
結婚して20年近くに経つとこれ以上聞いてはいけないというデッドラインみたいなところが感覚的に分かるのだろう。聞き分けが良いのはシバイヌだけではなさそうな感じがよい。
そのオクラ、少し様子がおかしい。
撮影者のウデが悪いのでピンぼけ状態であるが、何やら黒いアブラムシのような虫がひどくいるのが分かる。
遠目から見ると、
分からないのだけれど、接近して見ると黒いモノがわらわら見られる。気持ち悪い。
残念ながらデナポン以外の農薬は持ち合わせていなかったのでこのまま何の対処もせずに放置している。それでも栄養状態が悪いのかもしれないと思い、液肥で追肥を施しておいた。
そうそう、まだ収穫期ではないので
小さい実はすべて切除している。
我が家の細君は世帯主のブログを見ないから、このように収穫前にばったばった切除されていることを知らない。