雪だか雨だかみぞれだかが降っている。
雪の話は後日に譲ろう。たいしたハナシにはならないのだから。それにしても雪の降る日は静かだ。雪が音を吸収するからだろうか? よく分からない。
ともあれ、2月の雪はしばしば見られること。
でもね、雪が降ると困ることがある。
①路面が凍結する
②公共交通機関が遅延する
③菜園の野菜が傷む(ような気がする)
最近寒いのだがあまり鍋をしていない。理由は細君の具合がよろしくないから。世帯主としても別に鍋じゃないと困るわけでもないし、酒のアテさえあれば何でもいいわけだからこちらとして不都合はないのだ。
とはいえ、鍋物にはハクサイはつき物だし、ハクサイは(今となっては)高級食材だから、このように雪に降られるとますますハクサイが傷んでしまうのが困りモノなのだ。
「外葉をぺりぺり剥けば食べられるじゃない」と細君。
「でもね、」と世帯主。「作り手としては、こう、まるまるとしたハクサイがいいわけで・・・」。両手でマルを描いて見せた。
「お腹に入れば同じことよ」と細君。
こういうとき、現実的なものの考え方をするのがオトコってもんだぜ、と言いそうになった。