先日降った雪は土曜日にはほぼほぼ融けてくれた。北側の、日の当たらないところを除いては白い天然ものは消失した。
雪が降って喜ぶのは子供と犬くらいだと思っていたが、子供たちも少々うんざりした様子で、2度目の降雪のあった日、それは金曜日だったと思ったけれど、通学する様子がいつになく暗く見えた。
そんな人間様の事情などおかまいなしなのが犬だ。この天然記念物級のシバイヌは、雨が降るとろくすっぽ散歩など行かないくせに、雪が降ると喜んで走り回る。ひとしきり雪で遊ぶと喉が渇くらしく、雪をばくばくと食べるのだ。
「なんだかひもじい感じがするから食べないでくれないか」と心配する飼い主をよそにシバイヌは我が物顔ですたすた散歩していくのだ。
こうしてみると雪が降る早朝はステキだ。
ま、今年は2度降ったし、もう雪はいいかなと思う。