そういえば、当菜園、安納芋を栽培していた。
こんな様子なので正直期待できないし、期待するのもおかしい。なにせノー管理だったからだ。雑草さんは生え放題、蔓も伸びず、夏は猛暑。どうしようもない。何もかも菜園主の怠惰がよろしくない。
こんな具合だからこのまま安納芋は「なかったことに」しようとも考えたのだが、どうしようもなく、この時期になると「焼き芋」が恋しくなるわけだ。
ダメもとで掘ってみるか、と思ったのはボカシ肥料を作りながらのことだった。ボカシを作りながら、その合間で焼き芋が焼けたなら、ちょうどいいおやつではないか、と。
やれやれ、どうも食うことばかり考えてしまう。だから太るのだ。
さて、菜園に赴き、芋掘りする準備をする。
まずは邪魔臭い雑草さんを除去しよう。
とはいっても枯れ草を避けただけだったが。
こんなひょろっこい茎では期待ができない。
やっぱいいかなぁと悪魔が囁いた。
近くでカラスが鳴いていた。
続く。