自称週末ファーマーの菜園ブログ

人と向き合う代わりに犬と野菜と向き合い、出不精な性格ながらも少しでも進化しようとささやかな努力を続ける中年の趣味のお話

雑草さんも立派な有機物ですので利用させてもらいます

当菜園では緑肥による土つくりを励行している。粗大有機物としての緑肥を鋤き込むことで土を肥沃にし、市販の堆肥や化学肥料に頼らない農作物栽培を試行している。もっとも、この農法は一朝一夕には成就しない農法であり、10年とか15年とかそういうスパンで効果を見ていかないと、とも思っている。

 

だから緑肥だけでなく、有機物とみれば、それが落ち葉だろうがイネワラだろうが雑草だろうが何でも利用することにしている。

この時期、雨後には雑草さんが伸びてくる。だからこれらも利用する。

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このように雑草さんがはびこってきたから、耕耘機を使って除草することに相成った。

 

現在栽培しているエリアは昨年、セスバニアを育てていてタネまでつけてしまったのでセスバニアが発芽、生育しつつある。今回、セスバニアは育てる気はないので(笑)、耕耘機を使うことにためらいはなかった。

 

がらがら・・・。

 

 

 

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とまぁ、短時間で除草が完了した。心なしか、有機物が鋤き込まれたので土の状態がよくなったようにみえた。

さすがに昨年、雑草さんをぼーぼーにしてしまったから生えてくる雑草さんの量もハンパじゃない。これも自業自得。

 

家庭菜園的活動とは除草作業と向き合うことでもある。

 

ふむ、名言(笑)

 

 

この季節はあっという間に雑草さんが生えてくるのですね

この時期は新たに播種や定植する必要がないので菜園での活動は管理作業が中心となる。管理作業とは、①除草、②支柱設置、③ワキメかき、④蔓の誘引、等をさす。

①の除草については、雨のシーズンだからなかなかどうして耕耘機を使えるタイミングに制約があるのだが、耕耘機を利用した除草が効率的だ。

②の支柱設置はナスやトマトなど成長に応じて支柱を設置することが必須だ。

③はこれもナス科野菜のワキメの処理。

④はスイカやキュウリ、いわゆるウリ科の蔓の誘引のこと。

だから菜園を眺めている時間が長くなる。観察することも大事なことだからだ。

 

***

当菜園には市道側に景観用のクリムソンクローバーを播種、栽培しており、花期が終わったころに刈り払っている。

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乾燥し、耕耘機のロータリーなら粉砕してくれそうなくらいになったので耕耘機を使って耕すことにした。もっとも何かを新たに栽培するわけでもなく、来る時期に新たにクリムソンクローバーを播種できるようにしておくだけだ。

 

ゴゴゴゴ・・・。

 

 

 

 

がらがら・・・。

 

 

 

 

 

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一往復しただけであったが、なかなかキレイに耕耘することができた。

 

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当菜園でこの市道側のエリアがもっとも肥沃な土壌をしているかもしれない。土の匂いもなかなかよかった。

 

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しばらくは放置しておくので雑草さんがはびこるかもしれない。

定期的に耕耘機を使って除草し、8月下旬頃、クリムソンクローバーを播種する予定。

 

 

ピエール・ドゥ・ロンサールは育てやすい蔓バラだそうです

 

我が家にはいくつかのバラがある。もともとは細君の趣味であったのだが最近はもっぱら世帯主の扶養家族になっているようだ。

その中でもお気に入りのバラの一つがこれだ。ピエール・ドゥ・ロンサールという名前のバラだ。

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どうも調べてみると蔓バラらしい。一季咲きというのは知っていたのだが、条件が揃えば秋にも咲くらしい。画像は末期の様子なので色合いが薄くなってしまい、独特の淡い感じがなくなりつつある。今年は蕾を多く付けた。また秋にも素敵な花を咲かせて欲しいものだ。

 

先日のエントリで自宅でキュウリとトマトを栽培していると書いた。トマトはミニトマトであり、ここんところ久しく大玉のトマトを栽培することを止めてしまっている。

今年はお向かいの奥さんに赤いミニトマトの苗をいただいたので大きめのプランターで栽培している。これもまた今のところ順調に生育を見せているのだがプランターは水管理が難しいと実感している今日この頃だ。

 

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画像はブドウ棚からビニル紐が垂れている様子。

このビニル紐は何かというと、

 

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プランターに定植したミニトマトの苗を吊るしているのだ。支柱を立てるのがカンタンでいいのだけれど無粋だし、そのまま放置するのは性にあわない。だからぶどう棚から紐を垂らして吊るすようにしたのだ。

 

よくハウス栽培している百戦錬磨の農家さんがやる手法だが、それを模倣しただけのことである。おいしく育つかどうかは分からない。当ブログ管理人は単なる家庭菜園愛好家なだけで百戦錬磨の農家ではないし。

 

この先、春夏野菜については管理作業が中心となる。

そろそろ国家試験の対策に本腰を入れるときかもしれない。なるべく省力化した形で家庭菜園的活動を楽しむこととしよう。

 

家庭菜園の醍醐味だいね

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ナスに仮支柱を設置した。本来はV字型の支柱を設置するのだが、今年は1株しか定植していないのでV字支柱の設置をどうしようかと迷っていた。すると背丈も伸び始め、ネットも外すことになったので支柱を立てる必要が出てきたわけ。

やはり何事も判断を先送りするとロクなことはない。

 

仮支柱を設置しながらワキメを取り、二番花を切除した。一番花の上、二番花の下にワキメが確認できたので、これはそのまま放置し伸ばす。二番花の上、三番花の下のワキメも同様に切除せずに伸ばす。もうそろそろ着果させてもいい頃合だ。三番花から実を付けさせる予定。

今のところ害虫被害もないし(そもそもナスに害虫はあまりつかない)、あとは水管理と肥料管理さえ順調なら継続的に収穫できるだろう。

 

 

それはそうと、カブを収穫した。大きさにバラツキがあるのが気になったけれど・・・?

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一番大きいカブは実割れもしているが、どうせ漬物にしてしまうので見栄えはどうでもよい。収穫後しっかりと水洗いしてから漬物にした。漬物といっても塩とショウガを使ったシンプルな浅漬けだ。

冷蔵庫にあった(安売りしていた)ハクサイも同時に漬物にしてしまった。これでキュウリも漬物まで作れれば幸せな夕食となること請け合い。これだから家庭菜園は辞められない。家庭菜園的活動家の醍醐味だ。

 

キュウリとトマトは管理がしやすいように自宅で栽培している。今のところいずれも順調に成長している。

 

 

やはり安納芋は50%生存率なのだろうか?

サツマイモの苗は定植前に水を切った上で定植するのが活着を確実にする方法であるということを知ったのはつい最近のことだ。それまではたっぷりと水を吸わせた状態で定植していた。そうやって定植してサツマイモ苗の生存確率は50%程度だった。

 

今年は定植前に、冒頭部分の『サツマイモの苗は定植前に水を切った上で定植するのが活着を確実にする』ということを知ったので水を切った状態で定植した。幸運にも定職後2日後に降雨があり、活着は確実だと思われた。

 

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でもね、でもね。

活着が確実に把握できたわけではないけれど、枯れ果てた苗が半数くらい見受けられた。やはり生存確率50%なのか?

ま、50%でも食べるには困らないし。

 

定植しても生存確率が50%である野菜もあれば、間引きによって生存がリセットされてしまう野菜もある。

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種類に限らず、サツマイモは活着してしまえばあとは放置を決め込んでもOKな野菜だから活着だけがすべて。

 

エンバクとジャガイモの相性はいいらしいですよ

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ジャガイモ。

タネイモを定植して2ヵ月半が経った。少なくとも収穫まで1ヶ月程度必要。追肥していないから追肥が必要なのだろうか? ジャガイモは肥料喰いといわれているから。

 

野菜本によればジャガイモは肥沃な土を好む野菜なのでエンバクを鋤き込んだ圃場を好むらしい。つまり腐食が多い土を好むということだ。

 

当菜園でもエンバクを鋤き込んだ後でジャガイモを栽培したことがある。しかしながらエンバク後の有用性が確認できなかった。栽培手法が悪いのか、菜園主のウデが悪いのか、菜園主の力の入れようが足りなかったのかは分からない。

 

現在、秋冬野菜専用エリアで育つエンバクの様子。

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播種して1ヵ月半というところか。

もう少し背丈が伸びたところで刈払機で刈り取って耕耘機で鋤き込む予定。

 

ダイコンの試し取り

現在、菜園では玉レタスの収穫が続いている。なんだかバッタになったかのようにバリバリ食べている。愛犬ロクロウもバリバリ食べるが、さすがに犬なのであまり食わすと下痢をしてしまう。

 

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今回収穫したのは玉レタス3個で、2日に1個のペースで食べているが、収穫適期が短いので早めに収穫しないと腐らしてしまう。

 

この初夏、順調に生育を続けている野菜たちであるが、連年失敗続きにもかかわらず、性懲りもなく栽培を続けている野菜がある。それがダイコンだ。もちろん春播きのダイコンだ。

 

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マルチをしていてもしていなくても成長のスピードに違いがなくなってきている。不思議なものだ。

収穫するにはまだ根部の肥大化が足りないけれども試しに収穫してみた。トウも立っていないし、ひょっとしたら感がしたから。

 

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菜園主の手首くらいの太さだ。まだまだ肥大化が足りない(笑)

 

葉を切り落とし、根部をキレいに洗った。

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ふむ、立派なダイコンだ。

 

サラダにして食べてみたけれど、ちゃんとダイコンの味がした。

この春のダイコン無事成功した(ということにしたい)。

 

ニンジンの最終間引きを行いました

今年の春は雨が少ないそうだ。感覚的には『平年並み』な間隔がするのだが気象予報士がデータを示しながら得意げに「雨が少ない」と言っていた。

データという定量的な情報を示されると人は概してそれを信用したくなる。

でもね、そのデータがウソっぱちだったらどうすればよいのだ? 

 

最近の天候のように高温で乾燥した天候よりも曇天で雨が多い気候を好む野菜がある。ニンジンがその一例だが、少し前に雨が続いたおかげでニンジンの生育が順調だ。

 

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これは最終間引きの前の様子だが、このままネットを外したままにするとアゲハが産卵してしまうのでネットは外せない。

 

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ニンジンはセリ科だから初期成育が遅い。播種して2ヶ月が経過したが、この頃から急成長を始める。間引きを慎重に進めてきたが、今回最終間引きと相成ったのである。

 

1ヵ所1株に間引く。

 

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間引きしながら土寄せを行った。

 

間引きされた株を見て思ったことは「追肥は不要だ」ということだ。順調に太っていたし、葉色も濃くない。適正な肥料設計ができたのではないだろうか?

 

これで収穫まで放置するだけ。7月上旬ごろ収穫できれば、という感じ。

 

痩せた土地でも良く育つカボチャ

6月には祝日がない。だから嫌われることが多いのが6月。しかも梅雨時でじめじめしているからか、嫌われやすい6月。

でもね、ジューンブライドっていうじゃない? だから6月も捨てたもんじゃないんだよ、と6月の雨が教えてくれた。

 

カボチャを植えた。

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奥に見えるのがエンバクだ。一雨ごとに背丈が伸びる。

カボチャのつるは北西側に伸ばし、秋冬エリアの鋤き込みに支障がないようにしていくつもり。

 

 

収穫したカボチャはお向かいさんにお願いして調理してもらう。そうそう。ギブアンドテイクってやつさ。

 

 

安納芋を定植しました

現在のところ作業が遅れているのはニンジンの間引きだけだ。まだ入梅していないけれど曇りがちの天気が続いた関係もあってなかなか順調に生育を続けている。出来れば翌日に雨が降るときを見計らって間引きと追肥を済ませたいと考えたため、最終間引きが延び延びとなっている。

 

やっと手に入れた安納芋の苗を定植した。

もっこりとした畝を用意し、マルチを敷く。地温を上げた状態で定植を待つ。

 

畝に細い支柱を斜めに挿し植え穴とする。そこに苗を斜めに挿していく。穴めがけて散水し、穴をふさぐように土をかぶせたら定植は完了する。あとは無事に活着してくれるかどうかがポイントだ。

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20本定植できたので約半数の10株が最終的に生き残ってくれれば御の字だ。

 

先日まで、サツマイモの苗を定植するときにはバケツに張った水を苗に吸わせることが大事だと思っていた。しかし、それは誤りだった。むしろ逆で定植前には苗から水を切ることが大事だという。水断ちするのだ。そのほうがしっかりと活着するという。

だからそれに倣って苗に水を吸わせずに定植した。はたして無事に活着できるのだろうか?

 

安納芋は定植を済ませればあとは放置を決め込む。

気がついたら除草に蔓返し。11月に収穫。

 

ナスは順調、オクラは補植を済ませた

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なす。千両2号。ピンとしていて順調な様子を示している。

 

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オクラ。活着したようで葉の数も増える頃合だ。蕾も見えた。

 

先日HCで購入したオクラの苗を空いているスペースに補植した。

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5株もあればお腹一杯オクラが食べられるはず。

 

メロンのころたん。

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無事に実を付けるかどうか心配だ。

例年放置していてもいくつかの実をつけているから大丈夫かな? 植物はたくましいからね。

 

玉レタス収穫

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そろそろ収穫してもいいかなと思う。これくらいのサイズ感なら1回で1玉だな(笑) この程度ならバリバリ一人でも食べられてしまう。

 

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玉レタスは収穫適期が短い。しかもこの時期は高温となるし、収穫するとすぐに鮮度が落ちてしまうから収穫したらとにかくバリバリ食べるのが良い。

 

自宅ではサニーレタスが終末期を迎えている。

サニーレタスが終わる頃、玉レタスを食べる。玉レタスが終わる頃、キャベツが食べられる。なんとまぁ、豪華なリレー。

葉物が終われば次はダイコンとニンジン、トマトにキュウリだ。すごいね。

 

 

家庭菜園のいいところは収穫したらすぐに食べられるところだ。もっとも栽培の苦労もある。だからこそ収穫に至ったときの感動とそれを食べたときの感動はプライスレスだ。そう、醍醐味ってやつ。

 

 

まだ間引きはいいかな、と思って間引きを先延ばしされたエダマメとか

例年に比べて一ヶ月以上播種が遅れた野菜がある。それがエダマメとインゲン。トウモロコシだ。

 

エダマメ。

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インゲン。

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インゲンは蔓なし種しか栽培したことがない。

 

トウモロコシ。

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ひょろっと長いのがトウモロコシ。マルチの穴から芽を出しているのが、実は、セスバニアだ。

 

除草もしたかったし、間引きもしたかったけれど、なんとなく次の週の方がいいかなと思い、放置した。

ニンジンも最終間引きがまだだし。優先順位的にはニンジンが先かな、と。

 

 

菜園が色とりどりで菜園らしくなってきた。

 

 

 

 

 

 

スイカにシキワラ

いやはや、今日で5月が終わり、まもなく梅雨の季節がやってくる。梅雨がなければ水不足になるし、梅雨が本気出すと農作物に影響があるし、やはり何事もほどほどがいい。

梅雨時に雨が少ない、つまり空梅雨だとおいしい野菜がスイカだ。一方で梅雨時に雨が少ないと困るのがサトイモだ。梅雨の雨を利用してニンジンの播種も出来るし、花期と重なるエダマメは梅雨時の水分がないとおいしいマメをつけない。

 

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これはスイカだ。摘芯したので子蔓が延びてくる時期だ。

子蔓の時期にやらねばならないことがある。そう、それはシキワラだ。

 

ちょっと贅沢にシキワラしてみた。

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成長に応じてワラ多くする予定。

上手に蔓を誘引しないとジャングルになってしまうからしばらくは蔓の誘引が主な管理作業となる。

 

今回スイカを定植したところは土質が今一歩のところだからシキワラが朽ちていき、腐植になってくれればありがたい。表層から土を作るのが自然的なのだから。