本来は先週行うはずだった耕耘作業1回目。週末に雨が降ったもんだから先週出来ずにこの週末に持ち越しになってしまった。昨年よりも一週間遅い耕耘1回目だったが作業そのものは順調に進捗した。
耕耘1回目(以下、耕耘①と記す)は苦土石灰や有機肥料を散布し、昨年秋に育てたエン麦などの有機物を刈り払って土になじませることが目的だ。さらには有機物が分解されやすいようにラクトヒロックスなるものを散布し、来るべき播種定植時期に備えようというものだ。
エン麦は冬の寒さですっかり枯れ果ててしまっているが、ここのところの暖かさで緑が復活しつつある個体もあった。
まずは刈払機で細かく切り刻んでいく。意外とこの作業は重要な作業でこの後の耕耘作業の作業性を大きく左右する工程だ。地味な作業だがポイント高い。
上の画像は刈払したあとの様子だ。枯れていたものの満足すべき有機物の量を確保することが出来た。当初の予定ではイネワラを投入する予定であったが、有機物の量が多く確保出来たことからイネワラの投入は見送ることにした。
刈り払ったエン麦を見てみよう。
刈り払ったエン麦の枝葉そのものがイネワラみたいだった。中には緑色が復活しているものもあった。
刈払機で刈り込んだ後で苦土石灰と有機肥料を散布した。さらには米ぬかにラクトヒロックスを混ぜ込んだ粉体を全面に散布した後で耕耘機の出番となった。
このようにざっくりと大胆に散布している。ラクトヒロックスは入れ過ぎによる悪影響はほとんどないと言われているため、今回購入した400グラムすべて投入してしまった。
そして耕耘は南北方向および東西方向に一往復ずつ行った。
耕耘機のロータリーに絡み付く枝葉はほとんどなく、昨年と違って短時間で耕耘①を済ませることが出来た。
土の水分の感じもなかなかよかった。一週間待った甲斐があったというものだ(笑)
今後、耕耘作業を毎週末に行いながら時期を見て播種定植を開始することになる。差しあたってはジャガイモの定植を来週行う予定だ。やれやれ、ジャガイモの定植も昨年と同じ時期になってしまったではないか。